「つまりみるきーは
騙されて呼び出されたってことか」
「たぶんそうやと思います
いま、朱里ちゃんに頼んで映像の解析を
してもらってますけど」
「クソッ…」
「俺のせいや…」
「彩…?」
「俺をおびき寄せるために
わざわざ…渡辺を」
「…とにかく
手がかりを見つけへんと
幸い、映像は送り続けられてるから
みるきーの状況は把握できる」
「渡辺…」
「ボス!みるきーが目を覚ましました!」
「なに!?」
画面の向こうには
あたりを見回して
抵抗してる渡辺
アカン体力を使ったら
持たへんくなる…
「苦しんでるのを見てるだけか…」
ドンッ!!!
「俺は…あいつを傷つけてばっかりや
守ってやれてへん…」
「ん?なぁみるきーずっと
貧乏ゆすりみたいなんしてる」
「ホンマや…でも、なんか」
「っ…信号…?
モールス信号や!」
渡辺の信号を読み取ったら
難波の倉庫って出てきた
それを見た瞬間
バイクを走らせる
倉庫なんか腐るほどある
でも、すぐに見つけたる
渡辺…
ブーブー!!!
「もしもし!」
「あー山本さん?」
「貴様…」
「なんかこの子変なサイン送ってたから
ちょっとお仕置きしちゃった」
「渡辺に…なにした…」
「そんな怖い声出さんとってや
にしても愛されてるねぇ
さっきからずっと君の名前呼んでるで」
「っ…
見つけた瞬間ぶっぱなす…」
「物騒やな
でも残念やな
俺はもうこの場所から去る」
「は?」
「30分や」
「30分?」
「爆弾爆発までー」
「ッ!?お前っ…」
「俺は君の大切なものがなくなれば
それでいいから
じゃあねー」
「おいっ!!!クソッ!!」
いろんな倉庫を回るが
どこも外れ
残り時間15分や
早くしないと…
ブーブー!!!
「彩!」
「小笠原?なんや…」
「その先200m先の倉庫に
みるきーがおる!」
「なんで分かったんや」
「朱里ちゃんが
映像の解析してくれてる間に
俺は逆探知をずっとしてた
朱里ちゃんのデータと一致したから
間違いないで!」
「…さんきゅ」
「おう!早く行け!」
「あぁ!!」