「しゃーか行ってらっしゃい」

「おぅ、姉ちゃんの言うこと聞いて
ええ子でいてや?
お土産楽しみにしてて」

「うんっ!」

「よしっ…じゃあ姉ちゃん
あとは頼んだ」

「はいはい彩も
気をつけてやぁ?」

「はいよ
行ってきまーす」

空港まで向かって
岸野と合流
飛行機に乗った

「あー長そうやなぁ」

「まぁ距離あるしな」

「しんどー」

「でも楽しみやな
向こうの空気…
彩の空気にするんやで」

「言われんでも分かってるわ」

「そーやな」

しばらく飛行機に乗って
向こうに着いたら
メディアに囲まれた
岸野に守られながら
何とかスタジオまで来た

「あー何かスターみたいやな」

「もうスターになるんや
今日のライブ成功させて
もらわへんとなぁ」

「当たり前やろ!」

極秘でリハをして
ライブの時間
サプライズ登場や
少しのファンには情報が
流れてるらしい
まぁその数人のために…

(サヤカ ヤマモト!!!)

「はろー!!…え」

客席を見ると
溢れんばかりの人
こんなに…?

裏の岸野に目をやると
ガッツポーズをしてる
やってやろうやんか
全員私の…虜にしてやる






「みるきーご飯出来たでー」

「はーい
いただきますっ!」

「はいどうぞ」

「みるきー柊のもあげる…イテッ!!」

「ピーマン人参渡さないっ
それは柊のやつやろ?
ちゃんと食べなさい」

「鬼っ!」

「誰が鬼や!」

「クソババアー!」

「こらっ柊!待ちなさいっ!!」

「離せぇー!!」

「柊!ったく
みるきー見習いや!
何でも食べ…あ」

「わぁっ見つかっちゃった」

「みるきー…なかなか計画的
犯行やな?
私のおかずに紛れさせるなんて
でも…」

「わっわっわぁー!」

「許さへんでぇー!」

「キャーーーッ」


「ホンマにもぉ
あ、彩や」

彩の名前聞いた瞬間に
みるきーは走り出す
テレビの前に座ると
ライブの映像が流れてる
どうやら大成功みたいやな

「彩よかったな成功して」

「…んー」

「みるきー?」

「何にもない」

「…?」 

みるきーと柊とお風呂に入って
寝かしつけた


「もしもしねーちゃん?」

「彩、お疲れ様すごかったやん」

「まーな
美優紀は?泣いたりしてへん?」

「してへんよ
ぐずると思ったけど全く」

「え、そうなん?」

「彩の方が寂しそうやなぁ」

「うっせ…」

「みるきーなら大丈夫やから
安心して頑張っておいで」

「さんきゅー姉ちゃん」