「みるきーおめでとー!」

「おめでとみるきー!」

「ありがとうございます皆さん」

「おい!彩
お前もなんかいったれや」

「…また老けたな
っってぇ!!!」

「あほかお前は!」

「まーちゅんさんいいですよ
先輩シャイやから
ホンマはおめでとうって
言うてくれてるんですよ」

「できた彼女やなぁ」

「彼女ちゃう…」

「みるきーこうなれば
彩に高いプレゼント
買ってもらえ!」

「プレゼント
じゃあ先輩からのちゅー!」

「あほかお前は」

「お、いいねぇ
みるきー俺からのちゅー」

「まーちゅんさー…ん?
なんで邪魔するんですか先輩」

「場所考えろ場所」

「あれあれー?
とか言って俺に妬いてるんじゃ…」

「うっさい!
く、訓練行ってくる!」

「あ、じゃあ私もー」

「お前は来るな」

「いいじゃないですかぁー」







「せんぱーい送ってくださいよー」

「嫌やわ」

「えー何でですかー」

「めんどくさい
大体お前は…」

(ひったくりやぁぁ!)

「あっ!!!!」

「おい!渡辺!」

渡辺は走ってひったくりを追いかけ
追い詰めた

(くるなぁ!!!)

犯人はバックを振り回す
そのバックが渡辺の顔に当たった

「ったぁ…なにすんのよ!!!」

バキッ!!!

(グハァッ!!!…痛い痛い!離せ!)

「現行犯で逮捕や…」

そして追いかけていた警官に
犯人を引き渡した

「あ、先輩確保しまし…」

「なにしてんねん」

「え?…ッ!!!」

「口から血出てる
顔はアカンやろ」

「でも確保…」

「警察としてはよーやったのかもしれん
でも言うたやろ
勝手に傷つくなって
…まぁ俺も守られへんかった
悪かったな」

「先輩…」

「帰るで送ったる…」

バイクの後ろに乗せて
家まで送る
さすがに少し効いたのか
渡辺は黙っていた

「じゃあちゃんと冷やすんやで」

「はい…」

「…ふぅほしいもの
ないんか?」

「え?」

「誕生日…なんやろ?
その、なんかないんか」

「…フフフッ
先輩のキスっ!」

「あほか…」

「ですよね…んーじゃあ」

「…」

「あ、近くにできた
お店のケーキがいいなぁ」

「もう…閉まってるよな」

「まぁこんな時間やし
でもくれるならいいですよ
うれしいです」

「そうか」

「はいっ
じゃあおやすみなさい」

「渡辺!」

「なんです…ンッ…」

「…その
誕生日に渡さんと意味ないし
アレや、その深い意味はない!
誕生日やからな
ケーキは次の非番に買いに行く
じゃあ…おやすみ」

ブーーーーンッ

「…ホンマにずるいねん
ドキドキしすぎて
今日寝られへんやん…」