「ただいまぁー」

「おかえりなさいっ!」

「美優紀ぃぃー」

「しゃーか痛いぃー!」

「ハハッ」

帰って美優紀を抱き抱える
少し重くなった
成長してるんやなぁ

「なんやテレビ見てたんか」

「うん!しゃーか」

「え?」

画面を見ると
私のライブのDVD

「恥ずかしいから消してええ?」

「やだっ!
しゃーかカッコイイ」

そう言ってリモコンを取り上げ
楽しそうにテレビの前に座る

(みんなぁ!…愛してんで)
((きゃぁぁぁぁぁ!!!))

「はっず…///」

「きゃーーー」

「美優紀マネせんでええから///」

「愛してんでー愛してんでー」

「やめろー」

「しゃーかのこと
みんな好きやね」

「え?まぁファンのひとやしな」

「美優が一番しゃーかのこと
好きー!」

「へへっ…私やってそうやで
私の一番はなんでも美優紀やぁぁ」

「わぁ!高いー!」

「ふぅ…ご飯にしよっか」

「あ、しゃーか
そこ座って」

「え?あぁええけど」

ソファーに座ると
美優紀が膝の上に乗ってきて
向かい合わせになる

「目つぶって」

「えー?マジックとかか?」

「うん!そうやで」

美優紀に言われて
目を閉じた

…チュッ

「ンッ!?…美優紀?」

「しゃーかとずっと一緒にいれる
魔法っ!」

「お、おぉ///」

「ご飯食べよっ」

美優紀は手伝うって言って
キッチンに走っていった

「あ、あかん…アホや私は

少し…ドキッとしてしまった」





「サプライズのライブ?」

「そう!
明後日に決まってん
場所はアメリカ!!!」

「え!まじっ⁉」

「まじまじ
いやぁホンマに売れてきたなぁ
一応アメリカの番組にも出てもらうから
2泊3日な」

「おぉー!楽し…あ
美優紀どうしよ」

「あぁ連れて行ってもいいけど
パスポート取る時間ないねんなぁ」

「姉ちゃんに預けるしかないか…」

「ごめんなぁ
でもみるきー大丈夫なん」

「たぶん大丈夫やと…思う」

「みるきーに悪いことしたなぁ」

「ええよ仕事やし
二泊ぐらい…何とかなるって」