「なかなか手ごわいな…」

条件にも応じひんし
こっちの話もまともにきかへん
このままやと時間がかかるだけ

「ボス突入しましょう」

「そうやな
でも、まだ危険が高い
もう少し…」

「俺が引きつけます」

「恵…できるんか?
犯人はチャカを所持してるし
危険が高すぎる
どうするつもりや」

「ギリギリまで引きつけて
チャンスを伺います」

「いけるんか」

「朱里ちゃんは
俺が守ります…」

配置についた
突入のとき
どうか無事で助けれますように
傷つくことがないように…
あの子が笑顔でいれますように…

「やまも…彩」

「なんや」

「俺、拳銃持っていかへん
相手の警戒心も高い
丸腰で行く
だから彩頼むわ」

「わかった」

「朱里ちゃんに
傷つけんとってくれ」

「あぁ」

ドンッ!!!

(誰やお前!!)

「警察の人間?
ここら辺包囲されてて…」

(うるせぇ!撃つで!!)

「待ってやここで撃ったら
せっかく仲間解放されても
捕まるだけや」

(ハァハァ…)

「どうせなら
そうやな
ここから出るとか?
あーでもその子やと
体力もたへんな…
俺と交換せえへん?
俺体力には自信あるねん」

(警察やろ…)

「まぁでも武器持ってなければ
ただの一般人やで」

(わかった)

「ありがとう」

朱里ちゃんの手を掴み
俺の後ろに
そしてその瞬間しゃがむと
上から銃声が聞こえた

(ック騙したな…)

「ごめんな
この子傷つけたくないねん」

「上西さん
何してるんですか
銃も持たないで
撃たれたら…」

「必死やったから
ごめん守られへんくて」

「上西さん…」

「朱里ちゃん俺…っ危ないっ!!」

バキュンッ!!!

(ハァハァ…諦めへんで
俺は…)

ガチャッ
バンバンバンッ

「無理やアンタは終わり
確保!!!!」

「ック…ハァハァ」

「上西さん!上西さん!」

「恵っ!!
やばいな結構な出血してる」

「どいてください!」

渡辺は持っていたタオルで
撃たれた箇所を押さえる

「すぐに運びましょう!」

「おう!」

「上西さんっ…」

「あ、かりちゃん…
怪我…してない?」

「私は大丈夫ですからっ」

「そっか…あ、服汚し、ちゃったな」

「恵喋るな」

「ハァハァ…ごめんな?
ブランド物やのに…な」

「上西さんっ!」

「ハァハァ…俺、なんで
カッコ悪いん…やろうな…ウッ」

「やばい意識が途切れた
先輩!パトカーで搬送しますから
手伝ってください!!!」

「おぉ!」