時がたつのはあっという間
美優紀を預かり2年の月日が流れた

「いっちなんせーになったらー
いっちねんせーになったらー
友達100人できるかなー」

「美優紀ご機嫌やなぁ」

「うん!
だってもうすぐ一年生やもん!」

「そうやなぁ早いもんやで
だいぶ言葉もちゃんと
喋れるようになったし」

「楽しみやねーしゃーか」

「ま、彩は言われへんけど
まぁしゃーかでええや
そっちのほうが美優紀らしいしな」

「柊ちゃんと一緒に学校いくねん!」

「そうか車に気を付けへんと
アカンで
知らない人に…」

「わかってる
美優はもう子供じゃないんやから」

「いや…子供やろ汗」

美優紀は上機嫌で
遊んでる
まぁ楽しそうやしえっか

「そーいやそろそろ
クリスマスやな
美優紀はプレゼントなにがええんや?」

「サンタさんにお願いした!」

子供ちゃうって言ってんのに
サンタさん…
まぁ可愛いもんやな
この前の誕生日には
自転車を買った
まぁまだコマつけてるけど
クリスマスプレゼントは
何にしたらええんやろうか

「ほしいものは?
ないんか?」

「んーサンタさんがくれる」

「いやぁ私からも
あげたいからなぁ」

「んー…あ!」

「お、なんや?」

「美優、山本がほしい!」

「…へ?」

「うん!」

「どういうことや?」

「しゃーかと美優は家族でしょ」

「そうやな」

「でもしゃーかは
山本で美優は渡辺やもん
お揃いがいい!」

「え、いや…それは」

「お揃いがいい!
じゃあしゃーかが渡辺にする?」

「それは色々とややこしいな…
んー」

ガチャッ
「彩ー遊びにきたでー」

「みるきーあそぼー!」

「柊ちゃん!」



「へぇ名前ねえ」

「まさかそんなこと言われるとは」

「美優紀ちゃんも
大人になったんやなぁ」

「まぁもぉ6歳やし
二年経ってるからな」

「でも可愛いままやな
いまだにしゃーかやし
彩って言えるんちゃう?」

「なーんか呼んでほしくないかも
しゃーかの方が可愛いし」

「ふーん
まぁ名前変えるってなるなら
養子にするしかないんちゃう?」

「そうやんな…」

「てかしてなかったんや」

「まぁ事務所にも聞かへんと
あかんし…それに」

「ん?」

「美優紀の両親のつながり
消したくなかったんや」

「彩…」

「んー」

「でも美優紀ちゃん求めてるんちゃう?
彩のホンマの家族になりたいって
名前を変えたらなれるもんちゃうけど
でも形やって大切やろ」

「そうやんなぁ」

「ええんちゃう?」

「…そう、やな」

「山本美優紀悪くないよ」

「おう」