「あいつ…いったい何を」

ツーツー
「先輩見えますか」

「あほかお前何してるんや」

「ここからなら狙撃できると思ったけど
柱が邪魔で
何のために乗り込んだか
いやぁいい眺めです」

「お前なぁ…ふざけてるなら」

「先輩…今だけ私の指示に動いてもらえますか」

「はぁ?」

「あのゴンドラが頂上に行く直前から
カウントをします
その間何があっても気を乱さず
犯人の肩を狙って撃ってください
その直後観覧車の支柱を撃って
安全装置で緊急停車させます」

「まてお前何を
それにこの状況じゃ…」

「言いあってる暇はありません
爆破まで時間がないし
大丈夫私を信じてください」

「お前…」

「カウント30…
29、28…」

カウントが始まり
俺は言われた通り
犯人の肩だけを狙う
途中からカウントがなくなり
俺がする

10秒前
突然渡辺が犯人のゴンドラへ
戸惑うが気を乱すとまずい
渡辺は窓を割り
犯人はたじろいだ

「3,2,1…」

バンッ!!!
バンッ!!!

犯人の肩に命中
でもここからどうする気や!
爆破まで1分
まさか死ぬ気で?

渡辺はドアを開けて
犯人を外に
落としたと思ったら
ロープが2つ隣のゴンドラの
支柱にくくられて
犯人は宙に浮く
あいついつの間に
てかどうやってあそこに
…そんなことを考えてる
場合じゃない

「渡辺どうするつもりや!」

「先輩…
私、被害者の人の傷が少しでも浅ければ
それでいい
たとえ自分が傷ついても」

「お、お前…なにを」

「先輩…怒らないでくださいね」

「はぁ?一体おまえは…」

こっちを振り返り少し微笑んだ
次の瞬間
渡辺は





飛び降りた