火葬が終わり
皆で昼ごはん
(彩ちゃんすごいなぁ)
(いつか売れるって思ってたよ)
見え透いた嘘ばかり
私が中退した時
散々言うてたやろが
私は美優紀が気になっていた
どこに行ったんやろ
「あの」
(あら、彩ちゃん)
「美優紀…は?」
(…さぁ?多分そのへんで
遊んでるんちゃう?)
コイツは何行ってるねん
父親が死んで
遊べるわけないやろ
「姉ちゃんちょっと出てくる」
「彩?」
「どこ行ったんやろ」
(…どういうこと!!!)
「ん??」
隣の部屋から声がして
少し覗いてみると
さっき美優紀を預かるといった
おじさんとおばさん
(じゃあお金は入らへんの)
(しゃーないやろ)
(じゃあ何の為に預かるんよ)
(でも…可哀想じゃ)
(可哀想?そんなのお金なしで
預かる私の方
それにあの子ずっと笑ってて
父親が死んでんで?
頭おかしいんちゃう!?)
「…っざけんなよ」
1発怒鳴ってやろう
そう思った時
ふと下を見たら美優紀がいた
「…美優紀」
「お姉ちゃん
怖い顔しちゃダメ」
「聞いてたんか…?」
「美優ちゃんが悪いねん
悪い子やったから
パパいなくなっちゃった」
「ちゃうお前は悪くない」
「パパね
いっつも美優のために
お仕事するねん
だからパパ
頭いたいいたいになって
おっきしてくれなかった
美優ちゃん
いっぱいおっきしてって
言ったのに…」
「美優紀…
アイツらのところ
行きたくないなら
行かんくていいんやで」
「ううん
美優ちゃんいい子になる
おばちゃん怖いけど
美優はがんばゆ…」
「…お前」
「ありやと…」
美優紀は笑った
ドクンッ!!!
なんやねんこれ
…なんやねん
なんで笑うんや
(じゃあまたいつか会いましょう
ほら、美優紀ちゃん挨拶して)
「さよなら…」
参列者はこのババアが
いい人やとかなんや言うてる
ちゃう、コイツは金のために
でもきっとちゃんと育てへん
車に乗り込もうとする美優紀は
一瞬こっちを見た
そしてにっこり笑った
「彩…」
「どうした柊」
「柊な
美優紀ちゃん笑ってんのに
泣いてるみたいに見える」
柊はまっすぐ私を見た
そうやんな…
美優紀は笑ってない
ずっとずっと
泣いてるやんか
「なぁ柊
私はお母さんになれるか」
「なれるで彩なら!
優しいもん
遊んでくれるもん」
「ありがと…」
(では皆さん…)
「待って!!!」
「彩…?」
(ど、どうしたん??)
「あ、あの
急で申し訳ないけど
ふぅ…
美優紀を私にください!!!!」
皆で昼ごはん
(彩ちゃんすごいなぁ)
(いつか売れるって思ってたよ)
見え透いた嘘ばかり
私が中退した時
散々言うてたやろが
私は美優紀が気になっていた
どこに行ったんやろ
「あの」
(あら、彩ちゃん)
「美優紀…は?」
(…さぁ?多分そのへんで
遊んでるんちゃう?)
コイツは何行ってるねん
父親が死んで
遊べるわけないやろ
「姉ちゃんちょっと出てくる」
「彩?」
「どこ行ったんやろ」
(…どういうこと!!!)
「ん??」
隣の部屋から声がして
少し覗いてみると
さっき美優紀を預かるといった
おじさんとおばさん
(じゃあお金は入らへんの)
(しゃーないやろ)
(じゃあ何の為に預かるんよ)
(でも…可哀想じゃ)
(可哀想?そんなのお金なしで
預かる私の方
それにあの子ずっと笑ってて
父親が死んでんで?
頭おかしいんちゃう!?)
「…っざけんなよ」
1発怒鳴ってやろう
そう思った時
ふと下を見たら美優紀がいた
「…美優紀」
「お姉ちゃん
怖い顔しちゃダメ」
「聞いてたんか…?」
「美優ちゃんが悪いねん
悪い子やったから
パパいなくなっちゃった」
「ちゃうお前は悪くない」
「パパね
いっつも美優のために
お仕事するねん
だからパパ
頭いたいいたいになって
おっきしてくれなかった
美優ちゃん
いっぱいおっきしてって
言ったのに…」
「美優紀…
アイツらのところ
行きたくないなら
行かんくていいんやで」
「ううん
美優ちゃんいい子になる
おばちゃん怖いけど
美優はがんばゆ…」
「…お前」
「ありやと…」
美優紀は笑った
ドクンッ!!!
なんやねんこれ
…なんやねん
なんで笑うんや
(じゃあまたいつか会いましょう
ほら、美優紀ちゃん挨拶して)
「さよなら…」
参列者はこのババアが
いい人やとかなんや言うてる
ちゃう、コイツは金のために
でもきっとちゃんと育てへん
車に乗り込もうとする美優紀は
一瞬こっちを見た
そしてにっこり笑った
「彩…」
「どうした柊」
「柊な
美優紀ちゃん笑ってんのに
泣いてるみたいに見える」
柊はまっすぐ私を見た
そうやんな…
美優紀は笑ってない
ずっとずっと
泣いてるやんか
「なぁ柊
私はお母さんになれるか」
「なれるで彩なら!
優しいもん
遊んでくれるもん」
「ありがと…」
(では皆さん…)
「待って!!!」
「彩…?」
(ど、どうしたん??)
「あ、あの
急で申し訳ないけど
ふぅ…
美優紀を私にください!!!!」