「いらっしゃい
上がって」

「お邪魔しまーす」

「ええん?俺らまで」

「当たり前やん
それに今日は恵のためやねんからな?
ほら上がった上がった」

「俺はお邪魔なんじゃ…」

「彩君がおらへんと
怪しまれるやん
熱愛とか撮られたら大変やろ?」

「そうやけど…」

「気にせんとって
ほら」

「あぁ」

今日はみるきーの家で
ごはんを食べることに
まぁ皆でわいわいするのもええかなぁ

「あれ?お皿二つしかない
あと二人分だしと…」

「ええねん
私と彩君は隣の部屋ね?」

「えぇ!?なんで別れるんよ」

「今日の目的は
二人っきりになって
お互いのこと知るっていうのなんやから」

「うん…」

「ちゃんと決めたり?
じゃないとかわいそうや」

「うん…」





「渡辺さんって大人やな」

「え…?」

「いや二人を会わせるのも
ちゃんと恵の立場考えてやし
一人暮らしみたいやし」

「あぁ家でてん最近
うまくいかへんくて」

「そうなんや」

「暗い話はなしっ!
ほら彩君食べて食べて」

「…」

「ごめん…おいしくなかった?」

「あのさせっかく二人やから言うけど
あの時のキスって本気?」

「…本気に決まってるやん
遊びやと思ったん?」

「ちょっとね…ごめん」

「ひどいなぁ
自分からしたの初めてやのに」

「…っ///」

「ありがと」

「え?」

「気にせんくてええよ
彩君付き合う気ないやろ?
大丈夫やから」

「…ちゃうねん」

「ん?」

「…本気やったなら
ええやんな?」

「ええって何…ンッ」

「…何回してもええやんな
渡辺さん俺と付き合って」

「…いや」

「へ?」

「美優紀がいい」

「ふっ…美優紀
付き合って」

「うん…大好き」