「んー…眠い」

「りぃちゃんそんなとこで
倒れたらアカン」

「無理ぃ…」

「りぃちゃん
あ…ホンマに寝ちゃった」

お風呂入って
ご飯食べて…
ご飯のときも結構はしゃいでたから
疲れちゃったんかな

「風邪引いちゃうから…」

「んぅ…」

「はぁ…よいしょっ」

りぃちゃんを持ち上げると
軽々と上がった
軽すぎるねん
ちゃんと食べへんから

布団に寝かせて布団をかけると
少し微笑んだ気がした

「可愛いなホンマに」

頬をなでる
すべすべした白い肌
多少の柔らかさがあって
ずっと触っていたい…
でもそれはできひんから
立ち上がって
窓際にある机の座椅子に座った

りぃちゃんの寝顔を眺める
あ、そうや水買ってこうへんと
起きた時喉渇くなぁ
そう思って外に出た

ガチャッ
部屋に戻ると
りぃちゃんが起きてた

「あれ?起きたん」

「どこいってたん…」

「あ、これ水
りぃちゃん起きたとき水いるやんな」

「…うん」

りぃちゃんの前に座って
蓋を開けてペットボトルを渡すと
りぃちゃんは喉を鳴らして飲む
その姿がちょっと色っぽくて
ドキドキする

「…まーちゅんも飲む?」

「ええよ俺のがあ…ンッ!?」

自分のペットボトルを出そうとした時
りぃちゃんに腕を引っ張られ
そのままバランスを崩す
するとりぃちゃんの唇が重なり
口に何か入ってきた
苦しくて優しく肩を叩くけど離さない
そしてそろそろ本格的に
呼吸ができなくなったら
後ろに倒されて
りぃちゃんが俺の上に馬乗りに

「ハァハァ…りぃちゃん?」

「何でなんよ…
なんでなんもせんの…」

「…」

「私だけ?
まーちゅんのこと
好きって気づいてから
分からへんねん
ずっとまーちゅんといたい
触って欲しい
私だけ見てほしい
好きやねん」

「…ごめん
俺やってりぃちゃんが好き
ホンマに好き…でも」

「まーちゅんは弱虫や!
私と深くつながること怖いんやろ
逃げれへんくなるから
自信なくなって逃げれんくなるのが
怖いんやろ!」

全部見透かされてた
怖かった
何度傷つけるんやろ
何度悩ませたんやろ…
自信がないって逃げてるだけや
りぃちゃんはこんなにも真っ直ぐやのに
俺は返せてない
返さへんと…ちゃんと

俺は起き上がって
りぃちゃんを抱きしめ
おでこにキス
そして布団に寝かせた

「ごめん…何度も傷つけてる
ごめんこんな奴で」

「まーちゅんはかっこええよ
私の自慢…
まーちゅんなら何されても


ええよ」

「…傷つけてごめん
たぶんぎこちないし
気持ち悪いかもしれへん
そんな俺の愛…受け取ってください」

「うん…ちゃんと
受け取るから…」

「里奈…」

「…茉由」