駿馬さんから頂きました

彩♂美優紀♀
内容は結婚式から
美優紀を奪い返すみたいなのがいいです。
その前の内容はあーちんさんに任せます。
よろしくお願いします。

それではどうぞ!





「ん…んぅ何時や」

起きたのは11時
まだ午前中や
早く今日が終わればええ
そしたら可能性はなくなるから
神の前で永遠の愛を誓えば
俺は立ち入れなくなるから
そう言い聞かせた

ドンドンッガチャッ

「彩ええんか」

「朝飯?それは」

「とぼけんなみるきーのこと
今日結婚式やで?」

「だから?結婚するんやであいつは
俺のものちゃうし
兄ちゃんは結婚式から奪えとかいうん?
ドラマちゃうし
あり得へんやん!!!
出てけ!」

美優紀は結婚するんや
美優紀の親は大会社の社長で
美優紀はその取引先の相手と結婚
普通にいい人そうやった
美優紀はお見合いの話が来たとき
断ってごみ箱に捨てた
でも俺が見つけて
そして考えた
俺みたいな売れないミュージシャンと
一緒になるよりきっと
その人と一緒になるのがええんやって
だから別れを告げた
美優紀にひどいこと言うて無理やり

「どうもできんやろ…」

ブーブーブー
From朱里
昨日のみるきー
これ見てなんも思わへんなら
男失格やから


朱里からのメールには
動画がついてた
開くとそこには
真っ赤な顔して酔ってる美優紀

(みるきー飲みすぎやで)
(ええねん)
(明日結婚式やろ?
綺麗な姿で…)
(彩こうへんやん)
(…)
(私が綺麗って思ってほしいのは
彩だけやもん)
(ひどいこと言われたやん)
(彩わざとやもん
私のためやって…分かってへん)
(なにが?)
(私が好きなんは…っ!!!)

そこで動画が終わっていた
美優紀…何で泣くんや
お前は幸せになるんやろ?
…幸せに

(なぁ彩、今幸せ?)
(なんやねん急に)
(私は幸せやで
だって彩とおるし
彩に愛されてるから
私の幸せは彩がおって始まるねん)
(なんやそれっ)

…そうや
俺の幸せも美優紀の幸せも
きっとそれは…


急いで家を飛び出した
タクシーを捕まえる時間も
もったいなくて
走って走って教会に向かう
着いたころには
誓いの言葉の辺りやった
外にまで牧師の声が聞こえる
ほとんど呼吸ができない状態で
大きな扉の前に立つ
これを開ければ
きっとたくさんの未来が変わる
ホンマにええんか?
…俺にできるんか?
違うできるとかちゃう
やるんや!!!!

バタンッ!!!

扉を開けたら
皆が後ろを見た
バージンロードの先に見つけた
真っ白な俺の天使…

「はぁはぁ…その誓い…待った!!!」

走ってバージンロードを進む
美優紀の前に行くとものすごく驚いていた

「美優紀ごめん…」

「彩…うわぁっ!!!!」

思いっきり手を引っ張って
教会を出た
後ろから追いかけるやつもいたけど
そんなの関係なく走る

「はぁはぁ彩っ!待って
何で来たんよ!」

「…」

「言うたやんな
お前に飽きたって
めんどくさいって
なら何で来るん!?」

「…」

「私結婚するねんで
今迄みたいに彩のわがままだけで…」

「譲られへんねん!」

「え?」

「このわがままだけは
譲られへん!
譲ったら美優紀がおらんくなる」

「なに…言うてんの」

「ごめんな傷つけて
でも、そうせんと離れれへんやん
俺自信なくて
美優紀のこと離した
でも、俺幸せになれんから
美優紀おらへんかったら
美優紀も同じ気持ちやって
俺は信じてる」

「…アホちゃう?
いっつもいっつもわがままで
自分勝手で
なんでなんよ
遅いねん遅すぎるねん
彩はいつだって
肝心なこと言うてくれへんくて」

「結婚しよ!」

「え…」

「あんな式場では無理やと思う
でも…どんな花嫁より
幸せにするから
だから俺の花嫁になってください」

「…彩」

ギュゥゥゥ!!!

「わがままばっかりあかんで
すぐ拗ねるのも嫌
浮気なんてもってのほかやし
私だけ見てくれへんと怒るで
それでもええの?」

「うん…お前とおれるなら
そんなもんいくらでも…ンッ」

「彩…大好きっ!!!」