「あぁ恵のやつ
お菓子ほしいとか
子供…ん?
あー吉田さんどうしっ…!?」

「山…本さんっ!」

「何で泣いてるん!?
何があったん!?」

「実は…みるきーが」

「みるきーって
渡辺さん?
渡辺さんがどうしたん?」

「彼氏さんとおるのを
偶然見かけて
そしたら無理やりホテルに…」

「えっ!?」

「私助けようとしたけど
全然あかんくて!
みるきー連れていかれた!」

「どっちに行った」

「あっち…」

「分かった!

もしもし恵か!?
出たとこすぐのコンビニの裏に来い!
え?吉田さんがおるから!」

急いで電話した
これで吉田さんは
大丈夫や…問題は
なんとなく心配しててんな
あの子優しすぎるから




(入れ)

「分かってるって
乱暴にせんとって」

ベットに押し倒されて
覆いかぶされる
気持ち悪いなぁ
何で付き合ったんやろ
てかそもそも私…
何でおるんやろうか

「…」

(美優紀…)

でも大丈夫
私は大丈夫
いつか…いつかきっと
私にも…なんて

ガチャンッ!!!!

(お前誰や!)

「はぁはぁ渡辺さん
助けにきた」

(あぁ?)

「なんで…」

「ほら帰ろ」

(待て!お前何してくれてるねん
ええから早く…)

「あ?」

(ッ!?)

「やんのか?」

(…い、いえ
帰りま…)

「待てこら…」

(は、はい!)

「二度とこの子に
手出すな
出したら…わかるよな?」

(わ、わかりました!)

男は走って逃げてった

「弱っ…情けない奴」

「なぁ」

「ん?」

バチンッ

乾いた音が響いた直後
頬に痛みが
叩かれたんや

「何してんねん
危ないやろ!
困ってるんなら誰かに相談しろ!」

「…大丈」

「そんなわけない
体に傷行ったらどうする気や!
ええ加減にせぇ!
…はぁ大切にしぃや
君の体」

「…」






ガチャッ!!

「みるきー!」

「朱里」

「よかった…」

「おー彩
ひと暴れした?」

「ビビッて帰ったわ」

「さすがやねぇ…」

山本さんは少し
気まずそうに笑って
みるきーを見た

「別に俺は…
渡辺さん叩いてごめん
偉そうなこと言ったのも…
もう俺は君に…」

「かっこいい…」

「「え?」」

そうつぶやいた瞬間
みるきーはベットから飛び降りて
山本さんのとこまで
走って…そして

チューーー

「ンッーーーー!?」

「…私
あなたのこと好きになっちゃった」


「「えーーーーーーーーー!!!!」」