「渡辺先生…帰らないんですか?」
「仕事あるから
お疲れ」
「…倒れますよ」
「この生活で慣れてるから
気にせんでも
ちゃんと食べてるしお風呂も入ってる」
「…行きましょ!」
「え、ちょちょっと!!」
「大将おすすめ適当に
ここいいとこでしょ」
「帰るから」
「待ってくださいって
あそこに篭ってても
疲れるだけです
たまには息抜きしましょ?
渡辺先生ホントは明日
休みの日なんでしょ?」
「関係ない」
「はいはい
いいからいいから飲んで」
「君、研修医のクセに
だいぶ生意気やね」
「そうですかね…
でも俺
先生見てたら心配になるんです」
「君に心配されるなんて
私も終わりや…
はぁ、ノンアルコール頼んで」
「飲まないんですか?」
「急患入ったとき
どうするん?
一杯だけ付き合ってあげるから」
「はいっ」
「渡辺先生ぃー」
「もぉ弱すぎやろホンマに
明日休みちゃうかったら
ホンマに最悪やったで君」
「へぇ?」
「もぉいいから…
ほら、タクシー来たで」
「先生はなんで一人になるんですか」
「え?」
「そばで支えたいのに俺だって
先生綺麗やし優しいのに」
「…君には関係ない
うわっ、ちょっと!!」
「発車してくださーい」
「ちょっとなんで私まで」
「いま一人にしたらきっと
ダメな気がするから」
「え…」
「スースースー」
「あぁもぉ…めんどくさい」
私の膝に寝転んで
寝始めた研修医くん
(お客さん彼氏さん大変ですね)
「彼氏なんかじゃありません」
(そうですか…)
ニヤニヤする運転手
若いなぁとか言いながら
うるさいな
研修医くんの家を聞きたいけど
起きないから仕方なく
自分の家に
帰る予定ちゃうかってんけどな
「んー…先生?
イテテ俺…」
「君分かってる?
ホンマに迷惑」
「ごめんなさい…」
「はぁ…ホンマに」
「フフフッ」
「何笑ってんの?」
「いや、少し表情出てきたから
良かったなーって
渡辺先生って真顔か笑顔
どちらかやから…
良かったです」
「…なぁ君はなんなん?」
「分かんないです
気になるんですよ
渡辺先生のこと
きっと俺、好きなんです」
「酔っぱらいが…」
「酔いは覚めてます」
「悪いけど君の気持ちに
応えることはできないから」
「わかってます
でもそばにいるのは自由ですよね
っていうか側にいますから」
「…勝手にすれば」
「勝手にします
あ、そうや!
俺ご飯作りますね
嫌いな食べ物ありますか?」
「特にない
てかいらんねんけど」
「意外とうまいですよ俺
待っててください」
「だから…はぁめんどくさい子」
「仕事あるから
お疲れ」
「…倒れますよ」
「この生活で慣れてるから
気にせんでも
ちゃんと食べてるしお風呂も入ってる」
「…行きましょ!」
「え、ちょちょっと!!」
「大将おすすめ適当に
ここいいとこでしょ」
「帰るから」
「待ってくださいって
あそこに篭ってても
疲れるだけです
たまには息抜きしましょ?
渡辺先生ホントは明日
休みの日なんでしょ?」
「関係ない」
「はいはい
いいからいいから飲んで」
「君、研修医のクセに
だいぶ生意気やね」
「そうですかね…
でも俺
先生見てたら心配になるんです」
「君に心配されるなんて
私も終わりや…
はぁ、ノンアルコール頼んで」
「飲まないんですか?」
「急患入ったとき
どうするん?
一杯だけ付き合ってあげるから」
「はいっ」
「渡辺先生ぃー」
「もぉ弱すぎやろホンマに
明日休みちゃうかったら
ホンマに最悪やったで君」
「へぇ?」
「もぉいいから…
ほら、タクシー来たで」
「先生はなんで一人になるんですか」
「え?」
「そばで支えたいのに俺だって
先生綺麗やし優しいのに」
「…君には関係ない
うわっ、ちょっと!!」
「発車してくださーい」
「ちょっとなんで私まで」
「いま一人にしたらきっと
ダメな気がするから」
「え…」
「スースースー」
「あぁもぉ…めんどくさい」
私の膝に寝転んで
寝始めた研修医くん
(お客さん彼氏さん大変ですね)
「彼氏なんかじゃありません」
(そうですか…)
ニヤニヤする運転手
若いなぁとか言いながら
うるさいな
研修医くんの家を聞きたいけど
起きないから仕方なく
自分の家に
帰る予定ちゃうかってんけどな
「んー…先生?
イテテ俺…」
「君分かってる?
ホンマに迷惑」
「ごめんなさい…」
「はぁ…ホンマに」
「フフフッ」
「何笑ってんの?」
「いや、少し表情出てきたから
良かったなーって
渡辺先生って真顔か笑顔
どちらかやから…
良かったです」
「…なぁ君はなんなん?」
「分かんないです
気になるんですよ
渡辺先生のこと
きっと俺、好きなんです」
「酔っぱらいが…」
「酔いは覚めてます」
「悪いけど君の気持ちに
応えることはできないから」
「わかってます
でもそばにいるのは自由ですよね
っていうか側にいますから」
「…勝手にすれば」
「勝手にします
あ、そうや!
俺ご飯作りますね
嫌いな食べ物ありますか?」
「特にない
てかいらんねんけど」
「意外とうまいですよ俺
待っててください」
「だから…はぁめんどくさい子」