「じゃあみるきー明日…え」

校門を出たら
黒い服で
帽子を深くかぶった人
怪しいなぁ
通り過ぎようと思ったら
腕を引かれた

「やめっ…KEI?」

「よ、よぉ」

「何してんの!…あ
誰かに見つかったらどうすんのよ」

「あぁまぁな」

「なんか用?」

「いや…あのさ」

「?」

「お、お前俺のファンなんやろ
サインでもくれてやろうかと」

「なにそれ…いらん」

「い、いやっそうじゃなくて
えっと…」

「なに?」

「だからその…」

「はぁなに」

「好きや!」

「はぁ?」

「お前が好きや」

「ちょちょ」

「正確にはまだ分からん!
でも、ほらあれやん
言うとかんかったら困るかと」

「よーわからんけど
私は告白されてんの?」

「おぅ!嬉しいやろ
俺様からされるって」

「そんなに
てか何がしたいん?」

「何がって」

「悪ふざけに付き合うほど…」

「ふざけて
こんなダサいこというわけないやろ!」

「…なんで?
朱里のこと嫌いなんやろ?」

「お前朱里か
これからはそういうわ
俺は恵やから」

「知ってるし」

「よろしくな!朱里」

「わけわからんし…」

「あ、彩から電話

もしもし
あぁ…分かったいく

仕事や
新曲完成させへんと」

「新曲だすんや」

「おぅできたら
一番に聞かせる
じゃあな…あ!」

「ん?」

「ぶつかったとき
悪かった
怪我さしたことも

じゃあな」

「…言うの遅いねんホンマに
フフフッ変な人やな」