「りぃちゃん可愛すぎるー!」

「もぅ分かったからうるさい」

「写真とろラブラブな写真!」

「撮らへん」

「えー可愛いのに」

まーちゅんのアホ
恥ずかしいねん
こんな道の真ん中で
周りの人もめっちゃ見てるし

「うわー凄い人やな」

「ホンマになぁ」

「はぐれへんように
お手手つなぎましょー」

「はいはい」

「りぃちゃんリンゴ飴食べるやろ?」

「食べるー」

「よし


ほいリンゴ飴」

「ありがと、おいしい
まーちゅんも食べる?」

「へ///ええよ別に」

「ん?」

実はまーちゅんは照れ屋で
こんなことでも照れる
そういうとこ
たまーーーに可愛いなって思う

「食べなよ」

「ええってば
りぃちゃんのやからさ」

「フフフッ」

(あれー?りぃちゃん?)

「あ…」

(やっほーあれ?その人)
(え?彼氏?)

「そうや…」

「違いますよ」

「まーちゅん?」

「友達です」

まーちゅんは笑ってそういった
どうせまたお人よしやろ?
私のためとかいって
勝手に傷つくんや…
そんなの求めてへんのに

「ちゃう彼氏」

(え?でも)
(りぃちゃんて田中君みたいな)

「彼氏やから、じゃ
来てまーちゅん」




「りぃちゃん、ちょとりぃちゃんって!」

「なに」

「はぁもぉ…
別にいわんでよかったやんかぁ」

「嘘つく意味ある?」

「りぃちゃんのイメージ死守!みたいな」

「じゃあ
まーちゅんは私がフリーってことにして
ほかの子に告白されてもええん?
私意外とモテるで」

「知ってるって
可愛いんやから」

「なぁええん?」

「…ええよ」

「え…」

「りぃちゃんが好きになったなら
俺はりぃちゃんが幸せならそれで…」

「アホっ!最低!もう知らん!」

「りぃちゃん!」

涙が出る
そんなこと言ってほしくない
私のためかも知らんけど
そんなの嫌や
私だけみたいや…

必死に林の中を走る
後ろからまーちゅんが
追いかけてくる

「りぃちゃん危ないから!」

「離して…」

「なんで
なんで泣くんよ」

「ホンマに…アホちゃう?」

「え?」

「私たち付き合ってるんやろ?
じゃあなんで私いなくなってもええって
言うんよ
なんで嫌って言わへんの!
私は嫌や…
まーちゅんが他の人好きになって
笑うとこ見たくない!
まーちゅんの優しさかもしれへんけど
そんなのいらへん!
正直な気持ち伝えて…
気なんかつかわんとってや…」

「りぃ…ちゃん」

まーちゅんは
泣きじゃくる私をゆっくり
抱きしめた
こういう時大人

「ごめん泣かしちゃって
やっぱり俺アホやなぁ
ホンマに
なんで泣かしてんねん
ホンマにごめん
自信ないねん
俺やっぱり皆みたいに
カッコよくないし
俺といてりぃちゃんが
なんか言われるのも嫌や
それにさ、例えりぃちゃんに振られても
嫌われずにそのまま近くにいてほしくて
一番じゃなくてもええから
嫌われたくなくて…
だから…ええよっていった」

「ホンマにええん
まーちゅんの気持ちは…
私がおらんくなって…」

「ええわけないやろ…
りぃちゃんは俺のやって思ってんのに」

「アホ…最初からそう言ってや」

「ごめんな」

「ええよもう
でも、もう言わんとって
悲しくなるから」

「うん、ごめ…」

ドーーンドーーン

「花火や…」

「綺麗」

「…フハッ」

「なに?」

「アニメとかのセリフ
ホンマやわ
花火より
花火を見てる君のほうが綺麗」

「アホ/// 」

「…」

「まーちゅ…ンッ」

「里奈は俺の
誰にもわたさへん…」

「カッコよすぎんねんアホ」