新しい長編だよー
けいリンだよー!
「やったぁぁ!」
「どうしたんよ朱里」
「みるきー聞いて!
KEIのライブチケット当たってん」
「あぁ
アンタほんまにその
芸能人好きやなぁ」
「めっちゃカッコいいやん
それに歌もうまいし
優しいし…現実にそんな人
現れへんかなぁ?」
「そんな完璧な人
おるわけないやん」
「やんなぁ
でもホンマにカッコいいなぁ」
「そう?
あぁ私ならこの人かな」
「え?この人は
マネージャーさんやで」
「じゃあ現実に近いな
事務所いこっかな」
「なにそれー」
「冗談
でもまぁ嬉しそうでよかった」
「幸せすぎる
あたるなんて
生で会える…
やったぁ」
「もぉはしゃぎすぎて
怪我せんとってな?」
「うん!」
「あー!間に合わへん
もうすぐでKEIのラジオ始まっちゃう!」
学校から急いで帰る
ここを曲がればもう家や!
ドンッ!!!
「いったぁ…」
「いってぇ…
どこ見てんねんくそアマ!」
「すいません…
ってそんな言い方ないでしょ!」
「当たり前やろ
急に飛び出してきて」
「な…そりゃそうやけど
でもそんな言い方ないやん」
「こっちは被害者やぞ!
言う権利はあるんじゃ!
怪我したらどうするつもりやねん!」
「…そんなにでかい体なら
車にぶつかったって大丈夫やわ」
「このガキ…
黙ってたら調子乗りやがって」
「てかさっきから
アンタの態度なんなんよ!
サングラス取りや!」
むかつく奴から
サングラスを取った瞬間
「うそ…」
「なんやねん!
勝手にとりやがって」
「うそや…うそや」
「あ?」
「KEI…」
「なんやねん
人の名前気易く呼ぶなや
てかまず謝罪を…うぉ!彩」
「恵!何してんねん時間ないから
ほら…ってどしたん?」
「こいつがぶつかって来てん」
「えぇ!君怪我ない?
大丈夫?」
「おい!俺の心配は!」
「お前は心配せんでも
大丈夫やろ
ごめんな?
気を付けて帰って?」
「お、おい!
ええかクソガキ
今度会ったらお前の生意気なその口を」
「すいませんでした」
「あぁ?」
「じゃ…」
違う、絶対違う
これは夢や
チケット当たったのうれしすぎて
変な夢見てるんや
きっとそうや絶対そうや