新しい長編だよー
さやみるだよー
((彩おめー!))
「皆さんきゅー!」
「にしても驚きやんなぁ
まさか彩が医者になるなんて」
「まぁな」
「明日からなんやろ?
がんばれよ?」
「おぅ!」
「気合い入れすぎて空回りしそうやな」
「大丈夫やって!」
「頼むで彩」
「頑張るわーー!!!」
っていうのは
昨日の記憶
そして今俺は
「遅刻するーーーーーーー!!!」
急いで支度をして電車に飛び乗る
ギリギリセーフ
こんなん遅刻したら洒落ならんわ
「で、でけぇ」
難波大学病院
大阪でも有名な病院
今日からここで働けるんやぁ
「あの!」
「はい?」
「今日からお世話になる
研修医の山本彩です!
えっと」
「元気やな
私はナースの吉田朱里
研修医の子なら
たぶんそこの医局ちゃう?
まぁここは色々ごちゃごちゃしてるけど
頑張ってね?」
「はい!」
綺麗な人やなぁ
医局に行くと
人が集まってた
「今日から君たちの面倒を見る
外科の福本や
一日も早く立派な医者になってくれ」
「はい!!!」
そこから説明を受けて
解散になった
適当に見学するかな
広いとこやなぁ
設備も最新やし
今日からここが俺の職場
頑張らへんと
一日も早く…
屋上に行くと
たくさんの患者さんが
休んでいた
その中に白衣の女の人
先生かな…挨拶をせんと
そう思ってみた時
息が止まった
「じゃあ源三さん
ほかに痛いとこない?」
(ないで
渡辺先生のおかげや
ホンマに感謝してる)
「早く元気になって
お孫さんと遊ぼうな?
じゃあ後でね」
優しい笑顔
綺麗な容姿
胸が高鳴る
まるで恋したかの様に
「あの…」
「…誰?」
「俺!
研修医の山本彩です!
よろしくお願いします」
頭を下げて
顔を上げると
さっきの笑顔は消えて
冷たくなっていた
「外科ってか内科の
渡辺、じゃあね」
無表情
冷酷
目に光がなかった
さっきの人と別人のみたいや
これが俺と渡辺先生との出会い