「みるきー大丈夫?
最近…」
「何言ってんの?
大丈夫やって」
「ホンマに?」
「うん
あ、クラス費のやつ
まとめへんと
あーあれもしてへん
三年の担任って大変やんな」
「…うん
まぁこの前のテストで
上位やった子たちは
安心できるけど
そういう子たちは特進やもんな」
「あーでも福本くん
上位やん?
ホンマにすごいよなぁ」
「頑張ってるしな」
「そうやね
さや…」
「ん?」
「ううん何もない
よし!仕事やぁー」
集中せんと
彩のこと
忘れるんや
あの子なりに私を守ってくれた
それを台無しにしたくない
でも…彩
私は彩の傍にいたかった
近くで笑ってたかった
気づいてや
前やって
心の中で叫んだら現れて
何も言わずに
あほ…
落ち着かへんくて
ホンマはアカンけど
菜々ちゃんのクラスの
データを見る
彩…
やっぱりちょいちょい休んでる
テストも欠点ギリギリや
英語低いし
ホンマに…基礎頑張りって
言うたやんか
「みるきー?」
「ん?」
「泣いてる」
「…なんでやろ」
「なぁやっぱり二人で
ちゃんと…」
「ううん…ええよ」
「みるきー…
あ、そうや今日
学年順位発表の日やん!
うちのクラス
何人が上位やろー!」
「…ホンマやね
んーうちもどうやろ」
「見にいこ」
私は菜々ちゃんと
順位を見に行くことにした
「あっ!福本くん
7位やん!推薦取れるなぁ!」
「ホンマやよかったぁ
あ、うちのクラスの子
結構頑張ってる」
「うちの子たちもやぁー!」
「頑張ってるなぁ
…みるきー?」
「ううんやっぱり彩は
載らんよな」
「…そうやな
ッ!?」
「菜々ちゃん?」
「み、み、みるきー!あれ!」
「え?なに…
うそ」
第一位 山本彩