(ありがとうございましたー)
「買いすぎたか…」
(ええやんいこ)
(な?可愛いし大丈夫やって)
ナンパか
しょうもないことすんな
てきとーに助けて抱く…
いや、そんな気分になれん
そう思って帰ろうと思ったとき
耳を疑った
「やめてください」
「…美優紀?」
幻聴かと思ったけど
確かに美優紀が
男に触られてる…
触んな…そいつは
そいつは…
「やめろ」
「さや…か?」
(山本や)
(やべ…帰るで)
「チッ…」
「彩!」
「…来い」
俺は美優紀の腕を引っ張り
大通りに出て
タクシーを拾った
「…まで、これで」
「待って彩
話が…」
「行って」
「彩っ!」
ボォーっと
美優紀の顔を眺める
変わらへん…
美優紀
いや、俺の方か
美優紀への気持ち
全然変わらへんねん
俺は部屋に戻った
机の上のノート
(迎えに行かへんねん!)
「…迎えに?
アホちゃう?
今から頑張ったって俺なんか」
ブーブー
From愛菜
お前のことやからな
親友として言うたる
遅いってことない
本気ならなんとでもなる
好きなら本気になれ
「…お見通しか
ふぅ…やるか!!!!」