「ん…彩、熱い?
彩?」

「ん…」

「めっちゃ熱い
熱あるやん」

「体調悪かったからな
ゴホゴホ
別にほってたら」

「治るわけないやろ」

「気にすんな」

「アホ…とりあえず汗ふくから
脱いで」

「自分でふける
あっちいけよ」

「ええから恥ずかしがらんで
しんどいやろ
横になっとき」

美優紀は半ば無理やり
服を脱がせて
汗を拭く
恥ずかしくてしゃーないけど
真剣な顔のこいつを見ると
不思議と安心した

「ご飯おかゆにするな?
とりあえず
買い出し行って
薬とか買ってくる
安静にするんやで?」

「買い物…ついていく」

「はぁ?熱あるねんで
何言ってるん?」

「また変な奴に
声かけられたら困るし」

「大丈夫ちゃんと断るから」

「アカン…お前ブスちゃうんやで」

「へ…///」

「行くから…」

「彩大丈夫やから
寝てて?
ちゃんとすぐ帰ってくるからな?」

「おぉ」





「おかゆおいしかった?」

「普通」

「そっか
どう体は?」

「だいぶましや
もともとそんなにひどくないし」

「よかった…」

「ありがとうな美優紀」

「え…うん」

「お前が彼女でよかった」

「どうしたん急に」

「熱やからな
素直になれるんや
俺は母親にも父親にも捨てられて
ホンマに希望がなかったんや
でも、美優紀と出会って
俺は少しは変われた」

「ううんずっと変われてるで
タバコの量だって減ってきたし
笑うことだって
多くなった」

「全部美優紀のおかげや」

「彩が素直やと
気持ち悪いなー」

「失礼やな…
でも、ホンマに感謝してる
俺は大学に行って
経営学んで店だしたいんや」

「それができた目標?」

「あぁ俺、頑張る
これからは…お前のためにも」

「っ…アホちゃう
なんで急に泣かせるんよ
ホンマに…」

「美優紀来い…

お前のことは俺が守る
でもお前は知ってるやろ
俺が弱いこと
熱のせいにしてしか素直になれんことも
だからお前が俺を守ってくれ」

「うん…守る」

「さんきゅ…
美優紀…ごめんな?」

「へ?…ンッ///」

「我慢できひんねん
Hして
風邪うつるかもやけど
許して…」

「眉毛八の字になってる」

「うっせ
おちょくんな」

「フフフええよ彩
私を彩のものにして…?」