「あー疲れ…あ」
「おかえり!」
「何してんの?」
「彩待ってた」
「こんなとこで
言うたやろ俺はバイトやって」
「でも…会いたくなって」
「ガキか…はぁ入れ」
「やったぁー」
「お前その荷物…
泊まる気かっ!」
「ばれたー?」
「ばれたちゃうわ」
「ええやんご飯作ったるし」
「うまいの作れよ」
「いつだっておいしいやろ?
何食べる?」
「カレー」
「よし…あ、じゃがいもだけない
買ってくるな」
「ついでにタバコ買ってきて」
「買いません
それにこういう時は
一緒に行くとか言わへん?」
「バイト疲れた無理」
「まぁええけど
行ってくるね」
バタンッ
「あいつ暇なんか?」
ベットに横になって
天井を見上げる
ほんまガキみたい
学校やとなんか大人で
でも、普段は子供
どれがホンマのあいつ…って
どれもあいつか…
(暇やなー)
(女ひっかけるかー)
(いいねー)
外からそんな声が聞こえた
ま、あいつは大丈夫…
ブス…ではないし
デブ…でもないし
愛想悪い…わけないし
あれ?あいつモテるんちゃう?
そう思って
家を出た
スーパーまで軽く走っていくと
レジ袋をもったあいつがいた
ついでによくわからん男も
(お姉さん絶対年下好きでしょ)
「ま、まぁ?」
(やんな
母性あふれてる感じしたし
甘えられたらたまらんやろ)
「そうですね」
「渡辺」
「彩…?」
(なに?彼氏?)
「えっ…と、ま、まぁ」
「あ?」
(お兄さんこの子もらっていい?)
「アホかこいつは
俺のや
いくで」
「アホちやう?
あんなんについて行って」
「だって荷物持ってくれてんで?」
「俺やってもったやろ」
「こーへんかったやんか」
「結果いったやろ」
「そうやけど」
「色んな奴に媚び売って」
「別にうってへんし
彩はなんでそんなに
不機嫌なんよ」
「別に!」
「はぁ」
「なぁ」
「なに?」
「いや…なんにも」
「なんなんよもぉ」
「だからなんもない!」
「もぉ」
「俺疲れた」
「え?カレーできたで?」
「おぉ…はい」
「ん?」
「あー」
「え?」
「早く腹減ってん
食べさせろ」
「…もしかして
甘えてくれてんの?」
「っ///」
「フフフ」
「はよしろや…」
「はいあーんして?」
「あー…うま」
「そっかよかった」
「なぁ…」
「ん?」
「一緒に寝るか?///」
「ええん?」
「どうせ断ったって寝るんやろ」
「うん!」
「分かってたし
寝かしたるから
食べさせろ
あとは明日の朝飯」
「分かった分かった
なんかお母さんみたい?」
「お前が母親なわけないやろ」
「はいはいわかっ…」
「彼女やから///」
「彩…///」