「お疲れさまでした」

試合終わりのミーティングが終わり
夜遅くになった

「みるきーこれから」

「病院…行ってくる」

「そっか了解」

会場からタクシーを拾って
病院に向かった

「すいません
山本彩の病室は…」

(あぁ1633号室です)

「ありがとうございます」

(あ、難波高校の野球部の
マネージャーさん?)

「あ、そうです」

(そう







甲子園出場おめでとう)

「ありがとうございます」

そう彩先輩は打った
ホームランではなかったけど
打ったおかげで
帰ってこれて
2対1で勝った
彩先輩は打った後動けなくなって
そのまま病院へ
やはり骨折みたい
筋も痛めてるみたいで
本大会には出られない

コンコン
「先輩?」

「渡辺か…」

「怪我痛みますか?」

「ううん大丈夫や
悪かったな迷惑かけて」

「いえ…」

「…」

「あの…」

「待って」

「え?」

「約束忘れて?」

「え?」

「俺、ホームラン打てんかったし
カッコつけたけどさ」

「先輩…」

「はぁ本大会には出られへんし
何してんねんやろ

悪いけど帰って
渡辺に愚痴りたくないから」

先輩は布団を頭からかぶって
背中を向けた
ホンマにこの人は勝手なんやから

「アホ」

「へ?」

布団をとって
先輩の顔を見る

「どこまで自分勝手なんですか
告白して
約束して
なかったことにして」

「ごめん」

「気持ちを伝えるのに
約束なんていらんでしょ?」

「え?」

「先輩今度は私と約束してください」

「約束?」

「もう無理はせんとって
一人で勝手に進まんとって
これからは二人で進みましょ」

「へ…?」

「私の方がずっと前から
好きだったんですよ?
先輩」

「う…そやろ」

「嘘じゃないですよ」

「こんな俺を?
自分勝手で
一人で傷ついてる俺が?」

「そうですね
だいぶめんどくさい

でも…好きになったんやから
仕方ないじゃないですか」

「ま、まじか」

「先輩
私は気持ちを言いました
この先は先輩が言ってください」

「…渡辺
いや、美優紀
俺と付き合ってください」

「はい」

「や、やった!やったぁぁぁ!」

「先輩!病院なんやから
静かに!」

「あぁごめん…うれしくてつい」

「もぉ…先輩」

「ん?」

「菜々先輩と付き合ってたとき
何もしてないんですよね」

「おう」

「私とも…なにも
ないですか?」

「へ///それは…あるやろ」

「フフフ期待してます
彩くんっ」


END