夏やから書きたい中編
いやぁ暑いね最近(笑)



「お疲れ様でーす」

(さんきゅーみるきー)
(ありがと美優紀ちゃん)

私は野球部のマネージャー
本当は高校にはいったら
バイトしてお金稼いで
遊びまくる!って決めてた
やのにこの野球部のマネージャーに
なったのは…

「さんきゅ渡辺」

「はい…先輩」

この山本先輩のせいや

入学したばかりのころ
学校からの帰り道
足元に転がってきたボール
それを拾って適当に投げようとしたら
先輩が走ってやってきて
「怪我してない!?」って
いや、どう考えても転がってきたボールで…
なんて思ったけど
「してません」って言うと
すごい笑顔で
「よかった」って言った
夕日が先輩を射して
光る汗とその澄んだ目に
私は一瞬で恋に落ちた


「あー今日の練習も
暑かったなぁ」

「ホンマやなぁ
あ、朱里今日
上西君とデートなんやろ?
私片付けしとくから
行ってきてええよ」

「ホンマに?ありがとー!
じゃあまた明日ー」

「うんっ」


「みるきー
水筒どこ行ったか知ってるー?」

「もぉ菜々先輩
手に持ってるじゃないですか」

「え?あーホンマや
いてッ…彩なにすんの」

「ったくホンマにアホやな
菜々は」

「アホって言うほうが
アホやアホー!」

「幼稚か
ごめんな渡辺いつもこいつが」

「いえ…大丈夫ですから」

菜々先輩と山本先輩は
幼馴染でカップル
ホンマに仲良くて
なんやかんや言うてるけど
お互いちゃんと
信頼しあってて
私が入る隙間なんか
全くない

「渡辺もう遅いし
帰ろうや
送っていくで?」

「いえ…大丈夫ですから」

「えー?なんで?
みるきー一緒にかえろ?」

「二人の仲邪魔できませんからー
それに家近いし!」

「うーんでも」

「ホンマですって
ほらお疲れ様です」

「あぁじゃあお疲れ様」

「また明日な」


「はぁ…何してんのやろ」