「菜々ちゃん」
「んー?」
「相談があって…」
「ん?なに?」
「す、きな人ができた」
「好きな人…?
へぇー?誰?」
「言いにくい…」
「え?」
「あの、その人は
いつも無表情やし
言葉もきついけど
でもほんまは不器用なだけで
たまに見せる笑顔が
すごいカッコ良くて…」
「ふーん…山本くんか」
「っ…はい」
「ごめんみるきー
相談乗ってあげたいけど
私乗れる立場ちゃう」
「どういうこと?」
「私、福本くんと付き合ってるねん」
「えっ!?」
「ごめん言うタイミングなくて
もちろん間違ってるとは思うけど
もう教師と生徒でおることが
無理になってん…
みるきーもそうなん?」
「私は…よく分からへん
でも、山本くんは
私のこと好きにならへんから」
「わからへんけどなぁ…」
「言うてたから
人を好きにならへんって
だから…きっと」
「みるきー…」
「いいねん
私は職権乱用になるけど
山本くんの隣におれたら」
「そっか」
「眠い」
「偉いやん彩
授業全部出たやん」
「まぁ気分?」
「素直ちゃうなぁ」
(福本くんノート)
「あぁ提出かさんきゅー
はいよ」
(おっけー
山本くんは?)
「え…?」
驚いた
俺に話かけるとか
前まで怯えてたのに
「いや、書いてないから
大丈夫…」
(そっか、じゃあねー)
「よかったな彩」
「でもなんで?」
「一番は彩がちゃんと
授業受けてること
でもきっかけは
渡辺先生」
「渡辺?」
「皆に話してん
彩は悪い人じゃなくて
素直になれへんだけ
誰よりも優しいから
信じてって」
「アイツ…」
「なぁ昔にさ
彩のことここまで思ってくれた人
おらんかったんちゃう?」
「それは…」
「よかったなぁ彩」
「…おぅ」
(先生さよなら)
「はいさよならー」
仕事が終わって
門を出ようとしたら
山本くんが立ってた
「山本くん…どうしたん?」
「…いや、別に
やっぱりなんにもない
じゃあな」
山本くんはバイクで去っていった
山本くん?
変なの…
少し不思議に思いながら
帰る
…最近誰かに付けられてる
昔からストーカーによくあう
菜々ちゃんが言うには
誰にも愛想をまいて勘違いさせるから
やって言われた…
そんなことないのになぁ…
早く歩くと早くついてくる
足音が大きくなるに連れて
不安が増す
どんどん大きくなる
ホンマに危ない
そう思ったとき
手を引かれ口を塞がれた
目を開けると
息があがってる男
(美優紀ちゃん…)
「ンーンーンッ!!!」
(可愛いなぁ…)
男の顔が近づいてくる
首に顔を埋めると
気持ち悪い感覚
誰か…誰か助けて
ブーンブンブンッ!!!
ドンッ!!!
「そいつから離れろ!!!」
「山…本くん?」
「んー?」
「相談があって…」
「ん?なに?」
「す、きな人ができた」
「好きな人…?
へぇー?誰?」
「言いにくい…」
「え?」
「あの、その人は
いつも無表情やし
言葉もきついけど
でもほんまは不器用なだけで
たまに見せる笑顔が
すごいカッコ良くて…」
「ふーん…山本くんか」
「っ…はい」
「ごめんみるきー
相談乗ってあげたいけど
私乗れる立場ちゃう」
「どういうこと?」
「私、福本くんと付き合ってるねん」
「えっ!?」
「ごめん言うタイミングなくて
もちろん間違ってるとは思うけど
もう教師と生徒でおることが
無理になってん…
みるきーもそうなん?」
「私は…よく分からへん
でも、山本くんは
私のこと好きにならへんから」
「わからへんけどなぁ…」
「言うてたから
人を好きにならへんって
だから…きっと」
「みるきー…」
「いいねん
私は職権乱用になるけど
山本くんの隣におれたら」
「そっか」
「眠い」
「偉いやん彩
授業全部出たやん」
「まぁ気分?」
「素直ちゃうなぁ」
(福本くんノート)
「あぁ提出かさんきゅー
はいよ」
(おっけー
山本くんは?)
「え…?」
驚いた
俺に話かけるとか
前まで怯えてたのに
「いや、書いてないから
大丈夫…」
(そっか、じゃあねー)
「よかったな彩」
「でもなんで?」
「一番は彩がちゃんと
授業受けてること
でもきっかけは
渡辺先生」
「渡辺?」
「皆に話してん
彩は悪い人じゃなくて
素直になれへんだけ
誰よりも優しいから
信じてって」
「アイツ…」
「なぁ昔にさ
彩のことここまで思ってくれた人
おらんかったんちゃう?」
「それは…」
「よかったなぁ彩」
「…おぅ」
(先生さよなら)
「はいさよならー」
仕事が終わって
門を出ようとしたら
山本くんが立ってた
「山本くん…どうしたん?」
「…いや、別に
やっぱりなんにもない
じゃあな」
山本くんはバイクで去っていった
山本くん?
変なの…
少し不思議に思いながら
帰る
…最近誰かに付けられてる
昔からストーカーによくあう
菜々ちゃんが言うには
誰にも愛想をまいて勘違いさせるから
やって言われた…
そんなことないのになぁ…
早く歩くと早くついてくる
足音が大きくなるに連れて
不安が増す
どんどん大きくなる
ホンマに危ない
そう思ったとき
手を引かれ口を塞がれた
目を開けると
息があがってる男
(美優紀ちゃん…)
「ンーンーンッ!!!」
(可愛いなぁ…)
男の顔が近づいてくる
首に顔を埋めると
気持ち悪い感覚
誰か…誰か助けて
ブーンブンブンッ!!!
ドンッ!!!
「そいつから離れろ!!!」
「山…本くん?」