「ん、んぅ?あれ…ここは」
「やっと起きたか」
「山本君!?」
急いで辺りを見渡すと自分の部屋ではなく
知らない場所
おそらく山本君の家
「覚えてへんのか?
昨日さんざん飲んだ挙句
眠って起きひんから仕方なく俺の家まで運んだんやで
ったくそれでも教師か」
「ごめん」
「もう慣れた
俺ちょっと走ってくるから
てきとーに身支度しとけよ」
また山本君に迷惑かけちゃったなぁ
ホンマに教師失格かもしれへん
少し落ち込んで
着替えをする
さすがに飲みすぎて頭が痛すぎる
起き上がるのもしんどいけどこれ以上は
迷惑かけられへん
「帰んの?」
「うん、ホンマに迷惑かけてごめんなさ…」
「ん」
山本君は袋を突き出した
何かわからず受け取ると
中には二日酔いの薬とか飲み物とか
いろいろ入ってた
驚いて山本君を見ると
顔を赤くしてそっぽ向いてる
「優しいなやっぱり」
「別に…」
「ありがとう」
「おう」
「じゃあ帰るな」
「帰れんの?」
「さすがにバイクに乗せてもらうのは
申し訳ないし
ホンマに大丈夫やから」
「…」
「おはよう山本君」
「なんや元気そうやん」
「うん昨日山本君にもらった薬効いたし
元気しかない!」
「単純なやつ」
「へへへ」
「きも」
「失礼やな
ほら行こ…」
「危ねぇ!」
突然腕を引かれて何かよくわからない
慌てて振り返ると
車が通っていた
「ごめん」
「あんたってホンマにほっとかれへん」
「ははは…やっぱり教師らしくないかな」
「まーな
でも、気にすんな
それがあんたのええところなんちゃう?」
「っ///」
すごい笑顔でそんなこと言われて
心臓が高鳴った
なにこれ…
「ほらぼーっとすんないくで」
わかった
私、山本君が
好きなんや