(美優紀さん綺麗ですね)

「は、はぁ…」

相手の人は
大手企業の若手ホープらしい
お母さんも気に入っちゃって大変
確かに顔はかっこいいに入るかもやけど
彩くんしか興味ないし
何とかせんとなぁ

(美優紀さん
私は将来一緒に笑って行ける
パートナーを探してます
美優紀さんは私の理想に
ぴったりです)

「えぇっと…」

(僕と結婚を前提にお付き合い
していただけませんか?)

「えー…あのー」

「美優紀、返事しなさい
せっかく言っていただいてるのに
ごめんなさいね??」

(いえ、何か理由があるんですか?)

「実は…その、」


(困りますお客様!)
「離せ!美優紀ー!!!」

「え?彩くん!?」

「ハァハァ美優紀!」

「なんでここに」

「そんなやつと結婚すんなや
俺といてくれ…
ホンマは頑張って欲しくなかった
行って欲しくなかったけど
束縛嫌やっていうてたし
だから…ごめん」

「彩くんっ
アホ、不安になったんやからな」

「ごめん」

(美優紀さんの彼氏…ですか?)

「おぉそうやけど」

(そう言う事ですか
美優紀さん理由がわかりました
こんな常識知らずと
付き合ってるような人
こちらからお断りです
では…)

「待ってください」

(は?)

「彩くんの悪く言うのやめてください」

(だって…)

「謝ってください!」

(っち…すいません
では)



「もぉ彩くん
何してんのよホンマに」

「ヘヘヘッ」

「フフフッ」


「盛り上がってるとこ悪いけど
その人は?」

「あ、えっと彼氏の彩くん」

「彼氏っ!?
まさかこんな…あぁ
いい?美優紀
アンタは騙されてるねん
こんなフードかぶって
目に傷がある人
ロクな人じゃない」

「彩くんの悪口言わんとって!」

「そりゃいうやろ!
さっきの人は大手企業のホープやで
それを断ってアンタ…何してんの!」

「お見合い勝手に決めたん
お母さんやろ!?」

「当たり前やん
すいませんけど
美優紀と別れてもらえますか?」

「やめて!彩くんに触らんとって!」

「こんな人とおったら
アンタが不幸になるやろ?
おっきい傷作って」

「…分かりました
俺、帰ります」

「彩くん!」

「美優紀!アンタはこっちや」

「嫌や!離して!」

「待ちなさい!」

「お父さん…」

「2人とも家に来なさい
ゆっくり話そう」

「でもねお父さん!」

「お母さんは黙って
ちゃんと話を聞かへんと
お前自分の娘が選んだ男
少しは信じろ…
ついてきなさい2人とも」

「はい」