「行ってきます」
バタンッ
「おはよー」
「おっはー」
「なんで二人揃って」
「ケイも同じクラスになってん」
「そうそう校長の記憶いらって
今日から転校生みたいな?
よろしくねー渡辺さん?」
「…そっ」
「あ、今日体育あるやん
最悪やねんけど」
「体育?楽しそうやん」
「ケイは見学やから」
「何でやねんっ
あー俺ができて
女子にモテるのが嫌なんやー」
「そんなわけないっ」
「テレんなよー」
ありがと…二人とも
「それでなぁ
朱里が言ったら…あ」
朱里が止まったから
何かと思ったら前から
彩が友達と歩いてくる
なんか怖くて目を閉じる
でも
「やべーテストやん」
「ホンマやなぁ」
「彩、勝負しよや」
「おぉっええよっ」
すれ違った
当たり前のこと
記憶がなくなった
ただの同じ学年の子
顔を見たってなんも思わへん
何も感じない
私は張り裂けるほど胸が痛いのに
触れたいと願うのに
でも慣れないと行けないんや
「みるきー…大丈夫?」
「うん大丈夫やで
ほら移動教室遅れちゃうから」
「うん」
最近体調がおかしい
日に当たりすぎたのか
それとも別に何か
でもどうでもいいんや
彩の笑顔を守れたからもういい
「みるきーごめんっ!」
「え?」
「補習呼び出されて
待っててくれへんかな…?」
「ええよ」
「ありがとうっ!大好きっ」
「うん…」
補習なんて呼ばれるんや
やっぱり吸血鬼と人間なんや
仕方ない図書室で自習するか
放課後の廊下は綺麗や
彩も見てるやろうか
この夕日を…
「あの!」
声がして振り返った
驚いた…声が出ない
「おとしたで?」
「あ…ありがと」
「フード何で被ってるん?
太陽苦手なん?」
言わないで…やめて
思い出すから
貴方の笑顔を
顔なんか見れない
「えっと
渡辺美優紀ちゃん?
隣のクラスなんや
俺、山本彩よろし…」
バチンッ!
「え?」
「あ…ごめんなさい
拾ってくれてありがと
さよならっ!!」
「え、ちょっと!!!」
全速力で廊下を走る
やめて
来ないで
貴方の匂い
貴方の声が私を狂わす
私を忘れた貴方
貴方を忘れられない私
変わらないことなのに
何で先を求める自分がいる?
抱きしめて欲しい
愛を囁いて欲しいなんて…
「ハァハァ…はぁー」
「みるきー!どうしたん?」
「朱里?補習は?」
「みるきー走っていくの見えたから
それよりどうしたん」
「…朱里」
「みるきー?」
「ありがと
何にもないから
ほら、補習戻って?
図書室で自習してるから
じゃっ…」
泣いたって変わらない
悔やんだって
だって私の彩は
もういないじゃないか
バタンッ
「おはよー」
「おっはー」
「なんで二人揃って」
「ケイも同じクラスになってん」
「そうそう校長の記憶いらって
今日から転校生みたいな?
よろしくねー渡辺さん?」
「…そっ」
「あ、今日体育あるやん
最悪やねんけど」
「体育?楽しそうやん」
「ケイは見学やから」
「何でやねんっ
あー俺ができて
女子にモテるのが嫌なんやー」
「そんなわけないっ」
「テレんなよー」
ありがと…二人とも
「それでなぁ
朱里が言ったら…あ」
朱里が止まったから
何かと思ったら前から
彩が友達と歩いてくる
なんか怖くて目を閉じる
でも
「やべーテストやん」
「ホンマやなぁ」
「彩、勝負しよや」
「おぉっええよっ」
すれ違った
当たり前のこと
記憶がなくなった
ただの同じ学年の子
顔を見たってなんも思わへん
何も感じない
私は張り裂けるほど胸が痛いのに
触れたいと願うのに
でも慣れないと行けないんや
「みるきー…大丈夫?」
「うん大丈夫やで
ほら移動教室遅れちゃうから」
「うん」
最近体調がおかしい
日に当たりすぎたのか
それとも別に何か
でもどうでもいいんや
彩の笑顔を守れたからもういい
「みるきーごめんっ!」
「え?」
「補習呼び出されて
待っててくれへんかな…?」
「ええよ」
「ありがとうっ!大好きっ」
「うん…」
補習なんて呼ばれるんや
やっぱり吸血鬼と人間なんや
仕方ない図書室で自習するか
放課後の廊下は綺麗や
彩も見てるやろうか
この夕日を…
「あの!」
声がして振り返った
驚いた…声が出ない
「おとしたで?」
「あ…ありがと」
「フード何で被ってるん?
太陽苦手なん?」
言わないで…やめて
思い出すから
貴方の笑顔を
顔なんか見れない
「えっと
渡辺美優紀ちゃん?
隣のクラスなんや
俺、山本彩よろし…」
バチンッ!
「え?」
「あ…ごめんなさい
拾ってくれてありがと
さよならっ!!」
「え、ちょっと!!!」
全速力で廊下を走る
やめて
来ないで
貴方の匂い
貴方の声が私を狂わす
私を忘れた貴方
貴方を忘れられない私
変わらないことなのに
何で先を求める自分がいる?
抱きしめて欲しい
愛を囁いて欲しいなんて…
「ハァハァ…はぁー」
「みるきー!どうしたん?」
「朱里?補習は?」
「みるきー走っていくの見えたから
それよりどうしたん」
「…朱里」
「みるきー?」
「ありがと
何にもないから
ほら、補習戻って?
図書室で自習してるから
じゃっ…」
泣いたって変わらない
悔やんだって
だって私の彩は
もういないじゃないか