戦が終わったそれぞれ…


「姉上本当に行ってしまうのですか?」

「えぇ行かなければ行けないのです」

「辛いなら…」

「大丈夫…朱里
ありがとう」

「え?」

「私は幸せです」

「…はいっ」



(今帰った)

(おかえりなさいませ石田様)

(あぁ飯はいい…)

(でもそろそろ)

(食欲がない…)

戦は終わった
戦いが終わったのになぜこんなにも

(…わしは愚かだ)

「確かにそうですね」

(恵ッ!?お前…なぜ)

「ここが私の家ですから
石田様、家柄で見てなかった
と言うのはどういうことですか?」

(…っ///)

「フフフッこれからは
ご飯は一緒に食べましょう
夫婦ですから」

(あ、あぁ///)







「お母ちゃんご飯で…」

「美瑠!」

「百…?百っ!!」

「うぉっ…勢い良すぎるわ」

「よかった…よかった無事で」

「当たり前やろ
約束したし…
美瑠、俺が行く前に言おうとした言葉
言うてくれへんか?」

「え、…えーっと
私は百のことが…す」


ガラガラッ!!

「百ーっ!畑仕事行くでー!」

「父ちゃん!
今ええとこやってんけど!」

「ほ、ほらっ百行ってきーや」

「美瑠ずるいぞっ」

「何のことでしょー」

「おいっ!!」





「敦子様
足の方は大丈夫ですか?」

「えぇ良くなりました
もう歩け…キャッ」

「危ないっ」

「すいません…」

「…ふぅ
失礼」

「え?…うわっ
降ろしてください南様っ///」

「嫌です」

「え?」

「これからは私が敦子様を支えて
守ります
身分は違いますが
やはり私は敦子様が好きです」

「南様…」

「私と共に歩んでくれませんか?」

「フフフッ…泣き虫は卒業ですか?」

「もちろんですっ」

「なら…喜んで///」





(美優紀様がいないぞ!)
(また逃げ出された!)

お城の抜け道を通って
城下へでる
そしていつもの林の中へ入り
大きな木の上に

「稽古なんかめんどくさいなぁ」

シュンッ!!

「そんなんいうてたら
また南様に怒られるで」

「あ、彩
大丈夫、南の弱みは
私が握ってるから」

「怖いやつ…」

「ヘヘヘッ」

「てか、ごめんな
いつも抜け出させて」

「いいのー
彩に会えるから」

「あーいつも美優紀といたいな」

「そうやね…」

「こそこそさせて
まるで忍びや」

「くのいち?
なりたいっ!」

「アホか
一国の姫が」

「その一国の姫を
忍びごときが嫁に取るなんて
おかしな話や」

「なっ…」

「まぁでも平和やからいっか」

「なぁ美優紀」

「ん?」

「忍ぶ恋は…アリですか?」

「何?急に」

「忍びごときの不安や」

「フフフッアホやな
もちろん



アリや!」


end