ピンポーン

ガチャッ!!バタンッ
バチンッ!!!

「っ…」

(遅い俺を待たすな
浮気か?
そうやんなお前尻軽やし)

「違う…」

(何が違うねん
ふっ…黙って言うこと聞いとけ
また今日も可愛がったるから)

イヤらしく体を触られて
虫酸が走る
いつもなら黙ってるけど
今日は違う
今日で終わりにする

「やめて!」

(あ?)

「お願いもうやめて
私と別れて」

(…ほぉ
やっぱり男できたんか
まぁええわ
逃すわけないやろ!
お前は俺のペットや)

「っ…はぁはぁ
キャッ!!!」

バチンッ!!!ガチャン

(もう逃げられへん)

「い、嫌っ」

(しつけせぇへんとな)

「っ嫌!!!」

バタンッ

私はお風呂場に逃げ込んだ

ドンドンドンッ!
(出てこいよ逃げれんぞ)

やだやだやだ…
やめて助けて…

携帯を開いて警察に
電話をかけようとした
でも警察なんか呼んだら…
学校に行けへんくなる
じゃあ…どうしたら

《福本愛菜》

福本くん…
な、なに考えてんねん
またあの子に迷惑かけて
ええわけないやん
今日やって怪我させて
…でも

(俺じゃ力になれませんか?)

力に…

プルルルプルルル…ガチャッ

「山田先生…?」

「福本くん…」

「どうしました?」

「あの…やっぱり何にも」

ドンドンドンッ!
(出てこいよー菜々)

「ッ!?先生どうしたんですか!?」

貴方はホンマに優しいな
いつもそうやって私のこと
だから私も甘えて

「お願い…助けてっ」

助けなんか求めちゃう

「…すぐ行くから!!」




ドンドンドンッ!
(あーだる…)

バキッ!!バキッ!!

アイツは何かでドアを壊し始めた
ダメ…無理…

ガチャッン

(悪い子やなぁー菜々)

「嫌っ来ないで」

(しつけしたるわ…)

「嫌っ!!あっ」

ビリビリビリッ

(お前に逃げ場なんかないねん)







「やめろ!!
山田先生に触んなっ!!」

「福本くん…」

(あ?なんやコイツの教え子?
何の用)

「山田先生にさわんな!」

(ふーん威勢いいけど
ま、ええわ来いよ)

「このっ…グハッ!!ガハッ!!」

「福本くんッ!!!」

(ハハハッヒーロー気取りが
お前コイツのこと好きなんやろ
悪いけどコイツは俺が好きやねん
コイツは俺のペットやから)

「やめて!お願いっ
もういいから!」

(コイツはな
俺と付き合うために
色んな女騙した最低なやつや
分かるか?お前の前では
ええやつかもしれへんけどな…)

「そんなわけない…ハァハァ
山田先生は優しくて
綺麗で…ハァハァ
例えそれがホンマでも俺は
山田先生が…好きやからグハッ!!」

(あーキモイなお前
もぉ…死ねよ)

「ハァハァ…」

「嫌っ…」