「はい、手出して」
「いや、ほんとに…」
「ほーら」
上西さんは
私の手に消毒液をかけて
手当してくれた
「これでよし
こんなに綺麗な手を
傷つけたらアカンやろ?」
「っ///」
「えっと
渡辺美優紀先生でしたっけ?」
「え?なんで…」
「フフフッ
ご挨拶遅くなりました
私、彩の父です」
「え!?!?」
「こーら恵
嘘ついたらアカンやんかー」
「おぉ朱里」
「すいません
恵は彩と昔からの付き合いで」
「あ、そうなんですか」
「私は吉田朱里
私も彩と昔からの付き合いで」
「初めまして
山本くんの担任の
渡辺美優紀です」
「よろしくお願いします」
「ちなみにコイツ俺の彼女です」
「こら、余計なこと言わん
先生困りはるやろ?」
「へいへい」
仲のよさそうな人達やなぁ
「彩のことで
迷惑かけると思いますが
お願いします」
「いえ!こちらこそ
新人で
全然分からないこと多いんですけど
頑張ります」
「よかった…」
「え?」
「今まで彩の担任してた人たち
みんなそんな風にまっすぐ
見てくれなかったから」
「そうなんですか…」
「だから安心です
彩、言うこと聞かへんし
あんなんやけど
ホンマは真面目で優しい子なんで
お願いします」
朱里さんは頭を下げた
「アイツ散々傷ついてきたから
今はもう自分を守ることに必死やねん」
山本くんの家庭が
複雑のは知ってた
でもこんな風に大切に思ってくれる
人がいるんやから
大丈夫やんね…
「お疲れっす…」
「おぉ彩
先生送っていき」
「は?嫌」
「いや、上西さん大丈夫ですから」
「先生いいから
彩、行ってこい」
「ッチ…」
「…」
「これメット被って」
「バイク…?」
「車に見える?」
「いや見えへんけど」
「早く乗って
俺寝たいから」
「別においていってええのに」
「恵兄が言うてたからや」
「フフフッ」
「あ?」
「ホンマに根は素直なんやな」
「っ///うっせ
早く乗れアホ」
「あ、うん」
「行くで!」
「あ、あのさ!」
「あ?なに?」
「バイクってその
倒れたりせぇへん?
ほら、あのぶつかったりとか」
「乗ったことないんか?」
「うん…」
「あーめんどくせ…」
「む…だから置いて行ってって
私、一人で帰れば…」
ギューーーッ
「え、ちょっと///」
「後ろでうるさい
黙って捕まれ」
「いや、でもこれは
恥ずかしい…」
「落としてもええん?
ほら、行くで!」
「え、ちょっと!」
山本くんはバイクを走らせた
初めは怖くてしがみついてたけど
だんだん余裕ができて
家に着く頃には
景色を見ることもできた
「送ってくれてありがとう」
「好きで送ったわけちゃうから」
「そう…やんな」
「…アンタのせいで
お腹痛いわ
どんだけ抱きつくねん」
「ご、ごめんなっ!?
痛かったやんな…」
「プッばーか
大したことないわ」
「何それー」
「アンタほんまに先生なん?
ガキにしか見えんけど」
「失礼やな!
先生ですー!」
「はいはい
じゃあな…先生」
ポンポンッ
山本くんは
頭に手を置いてから
バイクを走らせた
「なによ…子供扱いして…
でも笑った顔
…いいなぁ」
「いや、ほんとに…」
「ほーら」
上西さんは
私の手に消毒液をかけて
手当してくれた
「これでよし
こんなに綺麗な手を
傷つけたらアカンやろ?」
「っ///」
「えっと
渡辺美優紀先生でしたっけ?」
「え?なんで…」
「フフフッ
ご挨拶遅くなりました
私、彩の父です」
「え!?!?」
「こーら恵
嘘ついたらアカンやんかー」
「おぉ朱里」
「すいません
恵は彩と昔からの付き合いで」
「あ、そうなんですか」
「私は吉田朱里
私も彩と昔からの付き合いで」
「初めまして
山本くんの担任の
渡辺美優紀です」
「よろしくお願いします」
「ちなみにコイツ俺の彼女です」
「こら、余計なこと言わん
先生困りはるやろ?」
「へいへい」
仲のよさそうな人達やなぁ
「彩のことで
迷惑かけると思いますが
お願いします」
「いえ!こちらこそ
新人で
全然分からないこと多いんですけど
頑張ります」
「よかった…」
「え?」
「今まで彩の担任してた人たち
みんなそんな風にまっすぐ
見てくれなかったから」
「そうなんですか…」
「だから安心です
彩、言うこと聞かへんし
あんなんやけど
ホンマは真面目で優しい子なんで
お願いします」
朱里さんは頭を下げた
「アイツ散々傷ついてきたから
今はもう自分を守ることに必死やねん」
山本くんの家庭が
複雑のは知ってた
でもこんな風に大切に思ってくれる
人がいるんやから
大丈夫やんね…
「お疲れっす…」
「おぉ彩
先生送っていき」
「は?嫌」
「いや、上西さん大丈夫ですから」
「先生いいから
彩、行ってこい」
「ッチ…」
「…」
「これメット被って」
「バイク…?」
「車に見える?」
「いや見えへんけど」
「早く乗って
俺寝たいから」
「別においていってええのに」
「恵兄が言うてたからや」
「フフフッ」
「あ?」
「ホンマに根は素直なんやな」
「っ///うっせ
早く乗れアホ」
「あ、うん」
「行くで!」
「あ、あのさ!」
「あ?なに?」
「バイクってその
倒れたりせぇへん?
ほら、あのぶつかったりとか」
「乗ったことないんか?」
「うん…」
「あーめんどくせ…」
「む…だから置いて行ってって
私、一人で帰れば…」
ギューーーッ
「え、ちょっと///」
「後ろでうるさい
黙って捕まれ」
「いや、でもこれは
恥ずかしい…」
「落としてもええん?
ほら、行くで!」
「え、ちょっと!」
山本くんはバイクを走らせた
初めは怖くてしがみついてたけど
だんだん余裕ができて
家に着く頃には
景色を見ることもできた
「送ってくれてありがとう」
「好きで送ったわけちゃうから」
「そう…やんな」
「…アンタのせいで
お腹痛いわ
どんだけ抱きつくねん」
「ご、ごめんなっ!?
痛かったやんな…」
「プッばーか
大したことないわ」
「何それー」
「アンタほんまに先生なん?
ガキにしか見えんけど」
「失礼やな!
先生ですー!」
「はいはい
じゃあな…先生」
ポンポンッ
山本くんは
頭に手を置いてから
バイクを走らせた
「なによ…子供扱いして…
でも笑った顔
…いいなぁ」