「ワンッワンッワンッ」
「ん、んぅ?」
目を覚ますと目の前に彩くん
どうやら私を起こしてくれたみたい
「ありがと彩くん」
「ワンッ」
彩くんのおかげで
余裕を持って用意をできた
彩くんは役目を果たしたみたいで
ソファーの上で丸まって
眠っている
「じゃあ彩くん行ってくるな?」
「ワンッ」
美優紀まだ帰ってこんし
俺はのんびりとしとくか
そう思ってもう一度ソファーに寝転ぶと
ベランダから物音がする
「なんや??」
カーテンの隙間から見ると
…猫?
あ、怪我してる
てか、どーやってここまで
ベランダをあけて
近寄ると少し唸ってる
「おい大丈夫か?」
「い、たい」
「おいおい…何があってん」
「商店街の路地で
野良犬たちに…」
「アイツらかぁ…」
「知ってるん?」
「まぁな
とりあえず傷の手当てや」
俺は美優紀が花に水やる時の
ジョウロを押して
猫にかけた
「冷たいっ」
「文句言うなや
よし、あとはここで寝転んどけば
大丈夫や」
「アンタ犬の癖に
優しいな」
「癖にってなんやねん」
「犬は野蛮や
こんなことするし」
「…まぁそうやな
俺やって
ちょっと前までそうやった
でもな飼い主に出会って
変わったんや…」
「飼い主…か」
「お前は?」
「おったよ?
でも捨てられた
子猫飼い出して
私はいらなくなってんて」
「そんなん…」
「大丈夫やで
猫は自由やし」
「でもお前俺と
同じ目してる」
「え?」
「死ぬなよ
死なんで生きてたらいいこと
いっぱいある
俺は今、そうやから
だからお前も」
「プッ…暑苦しいなぁ」
「は?お前なぁ…」
「でも、ありがと
あーあアンタが猫なら
付き合うんやけどなぁ」
「なんやそれ…っ///」
「本気やで?」
「やめろや///」
「フフフッ
あ、名前は?
私は菜々」
「菜々?」
「そ、ほら首輪
ボロくなってるけど
書いてるやろ?
外してくれたらええのに
外してくれへんくて」
「そーなんか
俺は彩や」
「そっか彩ありがと
もう大丈夫」
「無理すんなよ」
「ううんホンマに大丈夫
アンタのおかげで
元気でた
じゃあね」
「…なぁ!また
辛くなったら…来いよ」
「フフフッ…ホンマに
アンタ猫やったら良かったのに」
そう呟いて菜々は出ていった
少し前までの俺や
あの目、いつでも死んでよかった
むしろ死にたかった
辛くて苦しくて…
でも美優紀と出会って変わったんや
ガチャッ
玄関から音がした
俺は玄関まで走る
「ワンッ!!!」
「あー彩くん
ただいまっ!」
「ワンワンッ」
おかえり美優紀っ!!!
「ん、んぅ?」
目を覚ますと目の前に彩くん
どうやら私を起こしてくれたみたい
「ありがと彩くん」
「ワンッ」
彩くんのおかげで
余裕を持って用意をできた
彩くんは役目を果たしたみたいで
ソファーの上で丸まって
眠っている
「じゃあ彩くん行ってくるな?」
「ワンッ」
美優紀まだ帰ってこんし
俺はのんびりとしとくか
そう思ってもう一度ソファーに寝転ぶと
ベランダから物音がする
「なんや??」
カーテンの隙間から見ると
…猫?
あ、怪我してる
てか、どーやってここまで
ベランダをあけて
近寄ると少し唸ってる
「おい大丈夫か?」
「い、たい」
「おいおい…何があってん」
「商店街の路地で
野良犬たちに…」
「アイツらかぁ…」
「知ってるん?」
「まぁな
とりあえず傷の手当てや」
俺は美優紀が花に水やる時の
ジョウロを押して
猫にかけた
「冷たいっ」
「文句言うなや
よし、あとはここで寝転んどけば
大丈夫や」
「アンタ犬の癖に
優しいな」
「癖にってなんやねん」
「犬は野蛮や
こんなことするし」
「…まぁそうやな
俺やって
ちょっと前までそうやった
でもな飼い主に出会って
変わったんや…」
「飼い主…か」
「お前は?」
「おったよ?
でも捨てられた
子猫飼い出して
私はいらなくなってんて」
「そんなん…」
「大丈夫やで
猫は自由やし」
「でもお前俺と
同じ目してる」
「え?」
「死ぬなよ
死なんで生きてたらいいこと
いっぱいある
俺は今、そうやから
だからお前も」
「プッ…暑苦しいなぁ」
「は?お前なぁ…」
「でも、ありがと
あーあアンタが猫なら
付き合うんやけどなぁ」
「なんやそれ…っ///」
「本気やで?」
「やめろや///」
「フフフッ
あ、名前は?
私は菜々」
「菜々?」
「そ、ほら首輪
ボロくなってるけど
書いてるやろ?
外してくれたらええのに
外してくれへんくて」
「そーなんか
俺は彩や」
「そっか彩ありがと
もう大丈夫」
「無理すんなよ」
「ううんホンマに大丈夫
アンタのおかげで
元気でた
じゃあね」
「…なぁ!また
辛くなったら…来いよ」
「フフフッ…ホンマに
アンタ猫やったら良かったのに」
そう呟いて菜々は出ていった
少し前までの俺や
あの目、いつでも死んでよかった
むしろ死にたかった
辛くて苦しくて…
でも美優紀と出会って変わったんや
ガチャッ
玄関から音がした
俺は玄関まで走る
「ワンッ!!!」
「あー彩くん
ただいまっ!」
「ワンワンッ」
おかえり美優紀っ!!!