「私は…なんでっ…」
シュンッシュンッ
「ハァハァ…美優紀っ!」
「彩?なんで…」
「どうした大丈夫か?」
彩は息を切らしながら
木に登ってきた
優しいな…
「美優紀?」
「彩」
「ん?」
「私のこと…好き?」
「…好きや
不安になったんか?
どうした?」
「彩…私も好きっ
大好きっ…」
「美優紀ホンマにどう…ンッ!?」
彩にキスをする
好きや好きなんや
離れたくない
そばにいて欲しい
私を守って欲しい
でもやっぱり考えた
百さんが言ったこと
遅かれ早かれ私の身分はわかる
それなら早い方が心への負担は
きっと浅いはずや
きっと…きっと…
「彩…」
「美優紀…」
「私の父…わかる?」
「お父様か?
分からん
けど武士のお子だろ?」
「そうやな…
武士の頂点や」
「頂点…?それって…」
彩…ごめんな?
「私は…
渡辺将軍の娘
渡辺美優紀だ…」
「…うそや
美優紀が…?
アイツの…?」
「そうや…
私やって父様が…将軍が!
憎くて仕方ない
でも私はあの人の娘や
同じ血が巡ってる」
「うそや
うそや…そんなわけ」
「ホンマや
ほんまのことや
でも私は彩のことが好きや
この気持ちは変わらへん」
「なんで黙ってた」
「え?」
「何が目当てや!」
「彩…」
「アイツの娘やなんて…
今度は俺から何を奪いたい!?
美瑠か?母上か?百か?」
「違う彩っ!
ホンマに私は知らなかった
気づいたら出会って
気づいたら好きに…」
「触るなっ!」
「さ、やか…」
「アイツの娘を俺が?
冗談ちゃう
なしや…こんな気持ち」
「なんで?なかったことに
守るって言うてくれたやん…」
「っ…
数々の御無礼失礼いたしました
美優紀様
城までは籠を…」
「やめて!
そんな言葉使わんとって!
なぁ美優紀って言うて
好きって…
送ってくれるなら
彩が送ってや…」
「申し訳ない…」
「待って!!」
「…」
「なぁ、これで終わり?
もう私達…」
「美優紀様
終わりも何も
わたし達は
始まってません」
「っ…さやっ…かっ
行かんとって…」
「っ…
御免っ」
シュンッ
「彩…さやかっ…」
やっぱり私は…
彩…好きなんや
貴方は私の光や
つまらなかった城の中で
母がいなくなったあそこで
ずっと怖かった…
そのとき貴方と出会った
それなのに…
「なんで私は幸せになれないっ!!」
空に叫んだ
今の姿はきっと
一国の姫には見えない
汚く醜いだろう
でも醜くても
汚くても関係ない
それだけ私は彩が
好きだった
シュンッシュンッ
「ハァハァ…美優紀っ!」
「彩?なんで…」
「どうした大丈夫か?」
彩は息を切らしながら
木に登ってきた
優しいな…
「美優紀?」
「彩」
「ん?」
「私のこと…好き?」
「…好きや
不安になったんか?
どうした?」
「彩…私も好きっ
大好きっ…」
「美優紀ホンマにどう…ンッ!?」
彩にキスをする
好きや好きなんや
離れたくない
そばにいて欲しい
私を守って欲しい
でもやっぱり考えた
百さんが言ったこと
遅かれ早かれ私の身分はわかる
それなら早い方が心への負担は
きっと浅いはずや
きっと…きっと…
「彩…」
「美優紀…」
「私の父…わかる?」
「お父様か?
分からん
けど武士のお子だろ?」
「そうやな…
武士の頂点や」
「頂点…?それって…」
彩…ごめんな?
「私は…
渡辺将軍の娘
渡辺美優紀だ…」
「…うそや
美優紀が…?
アイツの…?」
「そうや…
私やって父様が…将軍が!
憎くて仕方ない
でも私はあの人の娘や
同じ血が巡ってる」
「うそや
うそや…そんなわけ」
「ホンマや
ほんまのことや
でも私は彩のことが好きや
この気持ちは変わらへん」
「なんで黙ってた」
「え?」
「何が目当てや!」
「彩…」
「アイツの娘やなんて…
今度は俺から何を奪いたい!?
美瑠か?母上か?百か?」
「違う彩っ!
ホンマに私は知らなかった
気づいたら出会って
気づいたら好きに…」
「触るなっ!」
「さ、やか…」
「アイツの娘を俺が?
冗談ちゃう
なしや…こんな気持ち」
「なんで?なかったことに
守るって言うてくれたやん…」
「っ…
数々の御無礼失礼いたしました
美優紀様
城までは籠を…」
「やめて!
そんな言葉使わんとって!
なぁ美優紀って言うて
好きって…
送ってくれるなら
彩が送ってや…」
「申し訳ない…」
「待って!!」
「…」
「なぁ、これで終わり?
もう私達…」
「美優紀様
終わりも何も
わたし達は
始まってません」
「っ…さやっ…かっ
行かんとって…」
「っ…
御免っ」
シュンッ
「彩…さやかっ…」
やっぱり私は…
彩…好きなんや
貴方は私の光や
つまらなかった城の中で
母がいなくなったあそこで
ずっと怖かった…
そのとき貴方と出会った
それなのに…
「なんで私は幸せになれないっ!!」
空に叫んだ
今の姿はきっと
一国の姫には見えない
汚く醜いだろう
でも醜くても
汚くても関係ない
それだけ私は彩が
好きだった