携帯買ってから
服買って
うろうろして
家に戻ってきた

「美優紀ーっ使い方ぁ」

「はいはい」

「早くー」

「もぉ…はい
じゃあまずこのボタンで開いて
んでこのボタン押して…」

「こう??」

ブーブーブーッ

「うわっ!」

「フフフッ
ほら、できた
これで…もしもしー?」

「おぉ美優紀の声聞こえる」

「そ、これで電話っていうのが出来る」

「おぉーすげぇ…」

「フフフッあとメールはねー」

「おぅ…あっ!!!
ヤバイっ時間」

「え?」

そう言った彩くんの体から
光が放たれた
あー…

「ワンッ!!」

「あーわんちゃんの
彩くん久しぶりっ」

「ワンワンワンッ!!」

「あ、不機嫌?」

「ウゥー」

どうやら
携帯の使い方マスターしたかったみたい
まぁわんちゃんやと仕方ないよなぁ

「ウゥ…ワンッ」

「そんな悲しい声出さんとってや
2日置きに人間になれるんやろ?」

そう彩くんは
コントロールできるようになった
みたいで
2日置きに人間になれるらしい
まぁ明後日には
人間の彩くん久しぶりやね

「ワンワン」

「まだ不機嫌なん?」

「ワンッ!!」

「いいやんかー
わんちゃんの彩くんも
大好きやで?」

チューって
したら
わかりやすく慌てだした
ホンマに可愛いんやから

「ワンワンワン」

「ん?ご飯?」

「ワンッ!!」

「そっかお腹すいたんやね」

餌を床に置くと
なんだか不満そうな
彩くん

「どうしたん?
嫌い?」

彩くんは少しうなって
私のスカートを引っ張って
座らせた

「え?どうしたんよ」

「ワンッ!!」

「え?…あーもしかして」

さっきデートしてたとき
夕飯は一緒に食べよって
言うたことか

「わんっ」

「わかった
でも床で食べるのはお行儀悪いから
よいしょっ」

彩くんを抱えて
膝の上に乗せる

「はい、これで一緒?」

「わんっ」

満足そうに
尻尾を振る彩くん

「よしよし」