「姉上!今日、武術で…」
シーン…
「そうだ…もういないのだ」
静かな部屋
いつもはここに姉上がいて
本を読まれていて
笑顔で迎えてくれる
頑張ったらいっぱい褒めてくれる
ガラガラ
「美優紀様もですか?」
「南…」
「朱里様が部屋から
出られません」
「…朱里の方が
姉上大好きやもん…
仕方ない」
「そうですね…」
「そっとしててあげて
そのうちちゃんとなるから
私も…朱里も」
「はい…」
いつものように城下に出て
森の中に入り木に登った
「いい眺めだ」
シュンッシュンッシュンッ…
「美優紀っ」
「彩」
「どうした?元気がないな」
「姉上が行ってしまった…」
「そうであったな」
「姉上に会いたい」
「…」
「っ…っ…」
「美優紀っ
私の背中に乗れ」
「え?」
「いいから!」
言われるまま背中に乗ると
彩は木に飛び移っていく
「ついた」
「ここは?」
「私の家だ」
「え?」
「お兄ちゃんおかえ…
そちらは?」
「美優紀殿だ
美優紀これは私の妹
美瑠」
「はじめまして」
「はじめまして
お兄ちゃん
すごい綺麗な人
初めて見た」
「そんなこと…」
「兄をお願いします」
「え、えぇ」
「フフフッ
そーや百ーっ!」
「百?」
「俺の師匠みたいなものだ」
「そう…フフフッ」
必死になって
百さんに伝えに行く
美瑠ちゃんが可愛かった
「やっと笑ってくれたな」
「え?」
「美優紀には笑顔が
一番似合ってる
綺麗だ」
「彩///」
「お兄ちゃん
百連れてきた」
「なんや
彩が許嫁連れてきたって」
「ちゃうわっ///」
「美優紀と言います」
「…」
「百?」
「いや…よろしく」
「はいっ」
「彩、美瑠
俺の家に野菜置いてるから
取ってきて」
「え?でも」
「ほら行った行ったぁー」
「お、おぅ」
笑顔で送る百さん
けど振り向いたとき
真顔になった
「何が目的や」
「え?」
「将軍の娘やんな」
「っ…」
百さんの目は憎しみに
満ちていた
そうかこの人も父を恨んで…
「えぇ…」
「彩に何したい」
「違う…目的なんかない」
「嘘つけ
お前らはそういうやつや
人を騙して…消す
そういうやつらや!」
「…」
「悪いけど彩には…」
「…彩もおんなじ顔
しますかね」
「あ?」
「私の父を知ったとき…」
「当たり前やろ
お前の父親は彩の父親を…」
「ですよね…
でも私だって
私だって!!
父のこと憎んでる」
「憎んでる?」
「母は父のせいで
死んだ…仏になられた
姉上も父のせいで
離れ離れに…
大切な人をみんな
奪われた」
「ちょ、ちょい」
「彩も…奪われるのか私は」
「おい大丈夫か…?」
「百さん
今だけ…許してもらえませんか?
もう少ししたら…
離れるから
消えるから…お願いします」
「いや、でもお前」
「彩には体調が悪くなった
そう伝えてください
では」
「お、おいっ待て…
アイツ…
なんで泣いてるねん」
シーン…
「そうだ…もういないのだ」
静かな部屋
いつもはここに姉上がいて
本を読まれていて
笑顔で迎えてくれる
頑張ったらいっぱい褒めてくれる
ガラガラ
「美優紀様もですか?」
「南…」
「朱里様が部屋から
出られません」
「…朱里の方が
姉上大好きやもん…
仕方ない」
「そうですね…」
「そっとしててあげて
そのうちちゃんとなるから
私も…朱里も」
「はい…」
いつものように城下に出て
森の中に入り木に登った
「いい眺めだ」
シュンッシュンッシュンッ…
「美優紀っ」
「彩」
「どうした?元気がないな」
「姉上が行ってしまった…」
「そうであったな」
「姉上に会いたい」
「…」
「っ…っ…」
「美優紀っ
私の背中に乗れ」
「え?」
「いいから!」
言われるまま背中に乗ると
彩は木に飛び移っていく
「ついた」
「ここは?」
「私の家だ」
「え?」
「お兄ちゃんおかえ…
そちらは?」
「美優紀殿だ
美優紀これは私の妹
美瑠」
「はじめまして」
「はじめまして
お兄ちゃん
すごい綺麗な人
初めて見た」
「そんなこと…」
「兄をお願いします」
「え、えぇ」
「フフフッ
そーや百ーっ!」
「百?」
「俺の師匠みたいなものだ」
「そう…フフフッ」
必死になって
百さんに伝えに行く
美瑠ちゃんが可愛かった
「やっと笑ってくれたな」
「え?」
「美優紀には笑顔が
一番似合ってる
綺麗だ」
「彩///」
「お兄ちゃん
百連れてきた」
「なんや
彩が許嫁連れてきたって」
「ちゃうわっ///」
「美優紀と言います」
「…」
「百?」
「いや…よろしく」
「はいっ」
「彩、美瑠
俺の家に野菜置いてるから
取ってきて」
「え?でも」
「ほら行った行ったぁー」
「お、おぅ」
笑顔で送る百さん
けど振り向いたとき
真顔になった
「何が目的や」
「え?」
「将軍の娘やんな」
「っ…」
百さんの目は憎しみに
満ちていた
そうかこの人も父を恨んで…
「えぇ…」
「彩に何したい」
「違う…目的なんかない」
「嘘つけ
お前らはそういうやつや
人を騙して…消す
そういうやつらや!」
「…」
「悪いけど彩には…」
「…彩もおんなじ顔
しますかね」
「あ?」
「私の父を知ったとき…」
「当たり前やろ
お前の父親は彩の父親を…」
「ですよね…
でも私だって
私だって!!
父のこと憎んでる」
「憎んでる?」
「母は父のせいで
死んだ…仏になられた
姉上も父のせいで
離れ離れに…
大切な人をみんな
奪われた」
「ちょ、ちょい」
「彩も…奪われるのか私は」
「おい大丈夫か…?」
「百さん
今だけ…許してもらえませんか?
もう少ししたら…
離れるから
消えるから…お願いします」
「いや、でもお前」
「彩には体調が悪くなった
そう伝えてください
では」
「お、おいっ待て…
アイツ…
なんで泣いてるねん」