「失礼します
恵様お茶でございます」
「ありがとう南」
「えぇ…あの」
「南、あなたには
お世話になりましたね」
「恵様…?」
「私が稚児の頃から
ずっと私の面倒を」
「…恵様は昔は
よく泣いていられましたね
でも美優紀様
朱里様が生まれてから
あなたは誰より強くなった
私は…あなたにっ
使えれたことっ
ほんとに…ほ、ほこりにっ…」
「フフフッ泣き虫は
あなたの方ですよ南
南がいてくれたから
わたし達は
母上の死を乗り越えれたのです
感謝しております」
「あ、あ、お顔をお上げください!
私はけして…」
「南お願いします
美優紀のこと朱里のこと
私の宝を…守ってください」
「…ははぁっ!
お任せください!」
「よかった…
それはそうと
南?わたし達だけでなく
そなたには守るものが
もう一つあるのでは?」
「え?」
「敦子です」
「っ///」
「大切なもの
後からでは遅いのですよ?
これが最後の私からの忠告ですかね」
「恵様」
「南、私は明日行く
殿方のお顔も知りません
きっと慕いあげるのは無理でしょう
私はホントに慕いあげる
殿方と結ばれたかったぁ…
美優紀にも言いましたが南
本当にお慕いあげる方と
結ばれるべきです」
「しかし身分の差が」
「関係ありません
南、この世はおかしい
惹かれあって強い絆があるのに
結ばれないなど
おかしいのです」
「…」
「遠くながら
あなたの恋…見守っております」
「敦子様」
「南様
どうなさいました?」
「いや、その…」
「…恵様
明日行かれますね」
「そうですね」
「恵様が幼かった頃のこと
思い出しますね
覚えていられますか?
美優紀様と朱里様が生まれた日」
「覚えてますよ
私の目を盗んで
城下に行かれましたね」
「えぇ
探し回って
戻ってこられたとき
体中泥だらけで
手には城下で買った
風車を持っていられた
これであやすんだって
私は姉になるのだからって」
「そうでしたね…」
「そんな恵様も
いつの間にか美優紀様を
怒る立場になられて
嫁がれるとは…」
「早いものです」
「フフフッ」
「え?」
「南様も立派になられましたね
あのとき私に泣きながら
どうしましょうって…」
「わぁわぁわぁ!
その話は良いでしょう」
「フフフッ
でもその時私は
南様を
尊敬したのです」
「え?」
「殿に怒られることを
案じてるのではなく
恵様ご自身を心配していらした
そう言えば
夜中に泥だけで帰られましたよね
南様
そのとき南様
恵様が見つかったことを知って
泣かれましたよね
そのあと恵様を叩いた」
「それは…」
「驚きました
でも、ホントはそれが
正しいのです
恵様のことを考えていらした
外は危ないこと
心配したこと
だから恵様は
あそこまで素晴らしく
美しくなられたのでしょう」
「私はそのようなこと…」
「フフフッ」
「敦子様
私は先ほど恵様に」
(南様
殿がお呼びです)
「…すぐ行く
敦子様、失礼します」
恵様お茶でございます」
「ありがとう南」
「えぇ…あの」
「南、あなたには
お世話になりましたね」
「恵様…?」
「私が稚児の頃から
ずっと私の面倒を」
「…恵様は昔は
よく泣いていられましたね
でも美優紀様
朱里様が生まれてから
あなたは誰より強くなった
私は…あなたにっ
使えれたことっ
ほんとに…ほ、ほこりにっ…」
「フフフッ泣き虫は
あなたの方ですよ南
南がいてくれたから
わたし達は
母上の死を乗り越えれたのです
感謝しております」
「あ、あ、お顔をお上げください!
私はけして…」
「南お願いします
美優紀のこと朱里のこと
私の宝を…守ってください」
「…ははぁっ!
お任せください!」
「よかった…
それはそうと
南?わたし達だけでなく
そなたには守るものが
もう一つあるのでは?」
「え?」
「敦子です」
「っ///」
「大切なもの
後からでは遅いのですよ?
これが最後の私からの忠告ですかね」
「恵様」
「南、私は明日行く
殿方のお顔も知りません
きっと慕いあげるのは無理でしょう
私はホントに慕いあげる
殿方と結ばれたかったぁ…
美優紀にも言いましたが南
本当にお慕いあげる方と
結ばれるべきです」
「しかし身分の差が」
「関係ありません
南、この世はおかしい
惹かれあって強い絆があるのに
結ばれないなど
おかしいのです」
「…」
「遠くながら
あなたの恋…見守っております」
「敦子様」
「南様
どうなさいました?」
「いや、その…」
「…恵様
明日行かれますね」
「そうですね」
「恵様が幼かった頃のこと
思い出しますね
覚えていられますか?
美優紀様と朱里様が生まれた日」
「覚えてますよ
私の目を盗んで
城下に行かれましたね」
「えぇ
探し回って
戻ってこられたとき
体中泥だらけで
手には城下で買った
風車を持っていられた
これであやすんだって
私は姉になるのだからって」
「そうでしたね…」
「そんな恵様も
いつの間にか美優紀様を
怒る立場になられて
嫁がれるとは…」
「早いものです」
「フフフッ」
「え?」
「南様も立派になられましたね
あのとき私に泣きながら
どうしましょうって…」
「わぁわぁわぁ!
その話は良いでしょう」
「フフフッ
でもその時私は
南様を
尊敬したのです」
「え?」
「殿に怒られることを
案じてるのではなく
恵様ご自身を心配していらした
そう言えば
夜中に泥だけで帰られましたよね
南様
そのとき南様
恵様が見つかったことを知って
泣かれましたよね
そのあと恵様を叩いた」
「それは…」
「驚きました
でも、ホントはそれが
正しいのです
恵様のことを考えていらした
外は危ないこと
心配したこと
だから恵様は
あそこまで素晴らしく
美しくなられたのでしょう」
「私はそのようなこと…」
「フフフッ」
「敦子様
私は先ほど恵様に」
(南様
殿がお呼びです)
「…すぐ行く
敦子様、失礼します」