まーちゅんの話は
初めて聞いたものやった
すると朱里は少し複雑そう
何かあったんかな…?
「朱里?」
「うん…」
「俺も話したから
朱里ちゃんも話して?
何でヴァンパイアのこと
知りたかったん?
美優紀と仲良くなったのも
そのため?」
「違う!…あの
笑わないでもらえますか?」
「ん?」
「夢を見るんです
ずっと前から」
「夢?どんな」
「少し昔の自分がいて
そこに男の子が現れるんです
私とその子はお互い好きで
でもあるとき
その子苦しそうにするんです
そして私が近づいたら
目が紫になって牙が生えて
襲ってくる…
そこで目が覚めるんです…」
「そう、か」
「すごいおかしい話で
ホンマにアホやと思うけど
でも…私
夢に出てくるその子が好きなんです
だから、ヴァンパイアのこと知りたくて
おかしい…ですよね」
「いいんちゃう?」
「みるきー…」
「私も夢みたいな恋してるし
朱里の気持ちちょっと違うけど
分かる
それにそういうのちゃんと
話してくれて何か…」
「なんか?」
「えっと…」
「嬉しいんやろ?美優紀」
「…うん」
「みるきぃー…」
「ハハハッ仲良くなれそうや
その恋叶ったらええな」
「いやでもそんなの夢やし」
「いると思う」
「え?」
「ヴァンパイアなら
記憶を消す力がある
その男の子が消した可能性もある
だからきっといる」
「…ありがとうございます」
「いいえ
じゃあね」
しばらく朱里と過ごして
朱里は帰った
玄関から部屋に戻ると
アイツがいた
「何してんねん」
「んーくつろいでる」
「勝手に来るな」
「ええやん許嫁やねんから」
「なった覚えない」
コイツはケイ
ヴァンパイアの男の子
結構いい家柄の坊ちゃんで
勝手に許嫁にされてる
「てかさーまだこの
ネックレスつけてるん?」
「触んなっ…ええやろ」
「ヴァンパイアならな?
でも相手は人間やろ?
叶うわけないのにアホちゃう?」
「…うるさい
忘れたくても忘れられへんねん
でも気にせんでええ
伝える気ないし」
「早めに記憶消せば?
その方が楽やろ」
「簡単に言うな
悪いけど
私、アンタみたいに冷血ちゃうから」
「失礼やな」
「ホンマのことや」
「けど…人間はやめとけ」
「だから、アンタに…」
「傷つくだけやから…」
「ケイ…?」
「なーんてな
早くオレの嫁になれ」
「ならへん」
「ちぇ
あ、てか人間の匂いするんやけど
誰かきたん?」
「あー朱里」
「朱里?」
「そ、友達になってん」
「…」
「なに?意外やと思った?
私も自分でビックリやけどな
けどええ子やって分かったし
まぁ短い間しかおられへんけど
仲良くしてみるわ」
「そうか」
「どーしたん?」
「いや、別に
どーやってソイツの血
吸うたろうかと」
「そんなんしたら銀塗り込む」
ヴァンパイアにとって
銀は毒なんや
「こぇーへいへい
やめときますよー
じゃーな」
「はいはい」
バタンッ
「ええ子なんて
俺が一番知ってるよ…」
初めて聞いたものやった
すると朱里は少し複雑そう
何かあったんかな…?
「朱里?」
「うん…」
「俺も話したから
朱里ちゃんも話して?
何でヴァンパイアのこと
知りたかったん?
美優紀と仲良くなったのも
そのため?」
「違う!…あの
笑わないでもらえますか?」
「ん?」
「夢を見るんです
ずっと前から」
「夢?どんな」
「少し昔の自分がいて
そこに男の子が現れるんです
私とその子はお互い好きで
でもあるとき
その子苦しそうにするんです
そして私が近づいたら
目が紫になって牙が生えて
襲ってくる…
そこで目が覚めるんです…」
「そう、か」
「すごいおかしい話で
ホンマにアホやと思うけど
でも…私
夢に出てくるその子が好きなんです
だから、ヴァンパイアのこと知りたくて
おかしい…ですよね」
「いいんちゃう?」
「みるきー…」
「私も夢みたいな恋してるし
朱里の気持ちちょっと違うけど
分かる
それにそういうのちゃんと
話してくれて何か…」
「なんか?」
「えっと…」
「嬉しいんやろ?美優紀」
「…うん」
「みるきぃー…」
「ハハハッ仲良くなれそうや
その恋叶ったらええな」
「いやでもそんなの夢やし」
「いると思う」
「え?」
「ヴァンパイアなら
記憶を消す力がある
その男の子が消した可能性もある
だからきっといる」
「…ありがとうございます」
「いいえ
じゃあね」
しばらく朱里と過ごして
朱里は帰った
玄関から部屋に戻ると
アイツがいた
「何してんねん」
「んーくつろいでる」
「勝手に来るな」
「ええやん許嫁やねんから」
「なった覚えない」
コイツはケイ
ヴァンパイアの男の子
結構いい家柄の坊ちゃんで
勝手に許嫁にされてる
「てかさーまだこの
ネックレスつけてるん?」
「触んなっ…ええやろ」
「ヴァンパイアならな?
でも相手は人間やろ?
叶うわけないのにアホちゃう?」
「…うるさい
忘れたくても忘れられへんねん
でも気にせんでええ
伝える気ないし」
「早めに記憶消せば?
その方が楽やろ」
「簡単に言うな
悪いけど
私、アンタみたいに冷血ちゃうから」
「失礼やな」
「ホンマのことや」
「けど…人間はやめとけ」
「だから、アンタに…」
「傷つくだけやから…」
「ケイ…?」
「なーんてな
早くオレの嫁になれ」
「ならへん」
「ちぇ
あ、てか人間の匂いするんやけど
誰かきたん?」
「あー朱里」
「朱里?」
「そ、友達になってん」
「…」
「なに?意外やと思った?
私も自分でビックリやけどな
けどええ子やって分かったし
まぁ短い間しかおられへんけど
仲良くしてみるわ」
「そうか」
「どーしたん?」
「いや、別に
どーやってソイツの血
吸うたろうかと」
「そんなんしたら銀塗り込む」
ヴァンパイアにとって
銀は毒なんや
「こぇーへいへい
やめときますよー
じゃーな」
「はいはい」
バタンッ
「ええ子なんて
俺が一番知ってるよ…」