人間やったら?
美優紀は言うた
(…が…なら)
ッ!?…なんや今の声
昔、聞いたことのある…
(…が人間ならなぁ)
あ…
思い出した
あの子との思い出や
(ダメです!)
「お願いちゃんと世話するから!」
(ダメ!)
「でも、この子一人やもん
そんなんアカンやろ!
ちゃんと宿題もするし
お手伝いもするから…お願い」
(…はぁちゃんとするねんな?)
「うん!ありがと」
俺はこの子に拾われた
名前はミカちゃん
笑顔が可愛い子やった
俺の名前はコロやった
道路に転がってたから
ネーミングセンスを疑ったけど
ミカちゃんが嬉しそうやから
俺は満足やった
ミカちゃんはホンマにええ子やった
世話もちゃんとしてくれたし
可愛がってくれた
…けど
「っぐ…っぐす…」
ミカちゃんはイジメられていた
理由は分からへんけど
毎日傷だらけで
泣いていた
ママさんには内緒で
ママさんの前では笑顔やった
けど部屋で俺と二人やと
俺を抱いて泣き続けた
歯がゆかった
何も出来ない自分
ただ泣いてるミカちゃんの頬を
舐めることしかできひんくて
そこから涙が嫌いになった
あるとき
ミカちゃんがいつも以上に
泣いて帰ってきた
もう耐えられなかったのかもしれない
「コロ…私どうしたらいいんやろ」
「クゥ…」
「コロが…
コロが人間やったらなぁ…」
その瞬間体が熱くなった
むず痒くて
じっとしていられない
「コロ?コロ!?」
すると突然
光を放った
目を閉じた…数秒
そして開けると人間の姿やった
「…俺、人間に」
振り返ると
ミカちゃんの声でかけつけた
パパさんとママさん
「ミカちゃん俺っ…ッ!!!」
ミカちゃんは近くにあった
おもちゃを俺に投げた
「ば、ば…化け物っ!!!」
「ミカちゃん…?痛いッ痛いッ!」
容赦なく色々モノが投げられた
その時わかった
人間になるのはええことちゃう…
そして一発が俺の目に当たった
目が切れた
血が流れる…痛い
傷じゃない心が…
そこから数分したら
犬に戻った
その瞬間パパさんに抱えられて
あの路地へ…捨てられた
(ごめん、ごめんね)
(ミカちゃん…?)
(バイバイ)
思い出した
あのとき俺は人間になりたかった
ミカちゃんのこと支えたかったんや
でも俺は受け入れられへんくて…
「彩くん?」
「…」
「フフフッ無理やんな
人間になるなんて
でも…それやったら」
やめろやめろ…
そんなん嘘や
そう思ってるのに体は熱くなる
むず痒くなってきた
ヤバイ…このままやとっ!
ドタッ!
「彩くんっ!?」
美優紀の膝から降りる
そして逃げようと思ったけど
体が熱くて逃げれない
アカン…
光が放たれた
プシューーーッ
「…うそ、でしょ…?」
美優紀は言うた
(…が…なら)
ッ!?…なんや今の声
昔、聞いたことのある…
(…が人間ならなぁ)
あ…
思い出した
あの子との思い出や
(ダメです!)
「お願いちゃんと世話するから!」
(ダメ!)
「でも、この子一人やもん
そんなんアカンやろ!
ちゃんと宿題もするし
お手伝いもするから…お願い」
(…はぁちゃんとするねんな?)
「うん!ありがと」
俺はこの子に拾われた
名前はミカちゃん
笑顔が可愛い子やった
俺の名前はコロやった
道路に転がってたから
ネーミングセンスを疑ったけど
ミカちゃんが嬉しそうやから
俺は満足やった
ミカちゃんはホンマにええ子やった
世話もちゃんとしてくれたし
可愛がってくれた
…けど
「っぐ…っぐす…」
ミカちゃんはイジメられていた
理由は分からへんけど
毎日傷だらけで
泣いていた
ママさんには内緒で
ママさんの前では笑顔やった
けど部屋で俺と二人やと
俺を抱いて泣き続けた
歯がゆかった
何も出来ない自分
ただ泣いてるミカちゃんの頬を
舐めることしかできひんくて
そこから涙が嫌いになった
あるとき
ミカちゃんがいつも以上に
泣いて帰ってきた
もう耐えられなかったのかもしれない
「コロ…私どうしたらいいんやろ」
「クゥ…」
「コロが…
コロが人間やったらなぁ…」
その瞬間体が熱くなった
むず痒くて
じっとしていられない
「コロ?コロ!?」
すると突然
光を放った
目を閉じた…数秒
そして開けると人間の姿やった
「…俺、人間に」
振り返ると
ミカちゃんの声でかけつけた
パパさんとママさん
「ミカちゃん俺っ…ッ!!!」
ミカちゃんは近くにあった
おもちゃを俺に投げた
「ば、ば…化け物っ!!!」
「ミカちゃん…?痛いッ痛いッ!」
容赦なく色々モノが投げられた
その時わかった
人間になるのはええことちゃう…
そして一発が俺の目に当たった
目が切れた
血が流れる…痛い
傷じゃない心が…
そこから数分したら
犬に戻った
その瞬間パパさんに抱えられて
あの路地へ…捨てられた
(ごめん、ごめんね)
(ミカちゃん…?)
(バイバイ)
思い出した
あのとき俺は人間になりたかった
ミカちゃんのこと支えたかったんや
でも俺は受け入れられへんくて…
「彩くん?」
「…」
「フフフッ無理やんな
人間になるなんて
でも…それやったら」
やめろやめろ…
そんなん嘘や
そう思ってるのに体は熱くなる
むず痒くなってきた
ヤバイ…このままやとっ!
ドタッ!
「彩くんっ!?」
美優紀の膝から降りる
そして逃げようと思ったけど
体が熱くて逃げれない
アカン…
光が放たれた
プシューーーッ
「…うそ、でしょ…?」