「お疲れ様ですー」
いつも以上にボール蹴ったから
疲れたわ
真っ直ぐ帰ろうと思ったけど
ふとレッスン場が気になって
何となく足先を向けた
「まだ…やってる」
美優は鏡に向かって
踊り続けていた
「みるきーちょいそろそろ
やめた方が」
「んー後ちょっと」
「無理したら…」
「せっかく選んでもらってん
恵のためにも頑張らへんと」
「別に俺はてきとーに…」
「恵はダンスが大好きやもん
私の前やからなんも言わへんねんやろ?
恵優しすぎる
だから、頑張る」
「…適わへんなぁ
俺のキャラ潰してくるんやし」
「ホンマは真面目くんやもんなぁ」
「それは内緒やねんけど?」
「フフフッ
あ、先輩待ってるんちゃう?
お疲れ様」
「おぉ、無理すんなよー」
上西が出てきた
俺に気づくと少し笑って
近づいてきた
「盗み見ですか?」
「ちゃうわ
たまたま」
「俺が朝いうた事
気にしてんの?」
「別に…」
「可愛いーっ」
「しばくで?」
「…素直になれば?
みるきー頑張ってんの分かるやろ
無理してるねん
ほら、右足
たぶん痛めてるねん
それも言わへんからさ」
「…」
「少しでもみるきー
支えたってな?
頼んだよーっ」
…支えるって
俺にそんな資格が…
ドスンッ
「痛い…」
「足、見せろ」
「さーちゃっ…山本くん?」
「ええから早く」
「大丈夫やって
ちょっと滑った…」
「ええから嘘やって
分かってんねん」
美優が倒れたので
思わず出てきてしまった
足をめくると
青紫色に腫れていた
「っ…何してんねん
こんなんで踊ってたんか」
「慣れたら大丈…ッ!!!」
「ほら、痛いんやろ
ダンスは諦めろ」
「嫌やっ!」
「まだチャンスはあるやろ?
この先踊れんくなるより…」
「せっかく掴んだチャンス
諦めるなんか出来ひん…
大丈夫やから、よいしょ
ほっといて」
「…」
昔からコイツはそうやった
諦めが悪くて
頑固やった
だから心配やねん
「み…渡辺
とにかく帰ろ
休ませへんと」
「大丈夫やから
山本くんに関係ないやろ」
関係ない…
その言葉は俺の胸をえぐった
俺がこうさしたんや
勝手な気持ちで
美優のこと傷つけた
「…渡辺」
「ホンマに大丈…」
「心配やねん!!」
「山本くん?」
「お願いやから…帰ろ?」
「…なんなんよ
山本くんはズルすぎる
なんでそんなに…」
「ごめん」
「ホンマに大丈夫やのに…ッ!!!」
「嘘ついてんのわかるから
…乗れ」
「え?いいって、」
「ええから、早く!」
「…うん」
俺は美優を背中に乗せて
歩き出した
いつも以上にボール蹴ったから
疲れたわ
真っ直ぐ帰ろうと思ったけど
ふとレッスン場が気になって
何となく足先を向けた
「まだ…やってる」
美優は鏡に向かって
踊り続けていた
「みるきーちょいそろそろ
やめた方が」
「んー後ちょっと」
「無理したら…」
「せっかく選んでもらってん
恵のためにも頑張らへんと」
「別に俺はてきとーに…」
「恵はダンスが大好きやもん
私の前やからなんも言わへんねんやろ?
恵優しすぎる
だから、頑張る」
「…適わへんなぁ
俺のキャラ潰してくるんやし」
「ホンマは真面目くんやもんなぁ」
「それは内緒やねんけど?」
「フフフッ
あ、先輩待ってるんちゃう?
お疲れ様」
「おぉ、無理すんなよー」
上西が出てきた
俺に気づくと少し笑って
近づいてきた
「盗み見ですか?」
「ちゃうわ
たまたま」
「俺が朝いうた事
気にしてんの?」
「別に…」
「可愛いーっ」
「しばくで?」
「…素直になれば?
みるきー頑張ってんの分かるやろ
無理してるねん
ほら、右足
たぶん痛めてるねん
それも言わへんからさ」
「…」
「少しでもみるきー
支えたってな?
頼んだよーっ」
…支えるって
俺にそんな資格が…
ドスンッ
「痛い…」
「足、見せろ」
「さーちゃっ…山本くん?」
「ええから早く」
「大丈夫やって
ちょっと滑った…」
「ええから嘘やって
分かってんねん」
美優が倒れたので
思わず出てきてしまった
足をめくると
青紫色に腫れていた
「っ…何してんねん
こんなんで踊ってたんか」
「慣れたら大丈…ッ!!!」
「ほら、痛いんやろ
ダンスは諦めろ」
「嫌やっ!」
「まだチャンスはあるやろ?
この先踊れんくなるより…」
「せっかく掴んだチャンス
諦めるなんか出来ひん…
大丈夫やから、よいしょ
ほっといて」
「…」
昔からコイツはそうやった
諦めが悪くて
頑固やった
だから心配やねん
「み…渡辺
とにかく帰ろ
休ませへんと」
「大丈夫やから
山本くんに関係ないやろ」
関係ない…
その言葉は俺の胸をえぐった
俺がこうさしたんや
勝手な気持ちで
美優のこと傷つけた
「…渡辺」
「ホンマに大丈…」
「心配やねん!!」
「山本くん?」
「お願いやから…帰ろ?」
「…なんなんよ
山本くんはズルすぎる
なんでそんなに…」
「ごめん」
「ホンマに大丈夫やのに…ッ!!!」
「嘘ついてんのわかるから
…乗れ」
「え?いいって、」
「ええから、早く!」
「…うん」
俺は美優を背中に乗せて
歩き出した