総選挙応援小説
「投票始まったみたいやな」
撮影が終わって
休憩に行こうとしたとき
つまらなそうな顔で
携帯をいじりながら
彩ちゃんが呟いた
「あ、ホンマや
確かこの時間って言うてた」
「何や、ホンマにマイペースやな」
「仕事に本気なんですー」
彩ちゃんは
なんやねんっていいながら
笑ってくれた
今日から戦いが始まる
夜も寝付けへんくなるし
怖い夢もいっぱい見る
去年の総選挙の夢を見ること
これが何より怖い…
きっと上に行ける
彩ちゃんと並べるくらい
そう思ってたのに
思ってもないところで名前を呼ばれた
立たないと…けど震えて動かない
始まる直前彩ちゃんに言った
二人でてっぺんやなって
それやのに…
彩ちゃんの方を見ると
悔しそうな顔してた
私のせいや
努力が足りなかった
だから、上に行かれへんかった
それだけや…
「みるきー?」
「ん?あ、うん
ちょっと仮眠してくるわ」
「待って、私も行く」
「え?」
彩ちゃんに手を引かれて
仮眠室に来た
「ほら、寝るで」
「一緒に?なんで?」
「何やねんいつもは
勝手に入ってくるくせに」
「そうやけど」
「どうせ家帰ったら寝られんやろ?」
どうやら彩ちゃんには
お見通しらしい
ベットに寝転ぶと彩ちゃんは
携帯をいじる
私もファンの子の返信したりしてた
「彩ちゃん自分に投票したん?」
「うん一票だけな?
ファンの人だけに
頑張ってもらうわけに行かんし」
「私も入れよっかなぁ」
「入れとき入れとき」
「他に誰も入れへんの?」
「ん?まぁキリなくなるし」
「そうやんな」
「それはええから
寝とき?」
「うん…」
彩ちゃんの腕に抱きつくと
彩ちゃんの匂い
彩ちゃんの体温があった
それに安心して瞼を閉じた
「みるきー行くで」
「ん、んぅ…あ、ありがと」
「ええよ」
メイクを少し直して
撮影を再開した
ちょっと寝れたから
表情を出しやすくなった
「彩ちゃん」
「ん?」
「あのさ、総選挙」
「その話はやめよ」
「え?」
「気にすることない」
何なん?
彩ちゃん急に冷たくなって
「どういうこと?」
「…美優紀とおるときは
ただ安心したいから」
「彩ちゃん…」
「そういう存在でいてほしい
私、変にプレッシャーかけてたから
美優紀終わってからすごい辛そうやった
私も美優紀の努力伝わってなかったんかって思った
だから悔しかってん
それからお互い喋らんくなって
それが嫌なんや
お互い支え合いたいから」
「ありがと…彩ちゃん」
「うん」
彩ちゃんはスタッフさんに
呼ばれて行ってしまった
「…あ、携帯
もぉ彩ちゃんすぐ忘れるんやから
彩ちゃー…あ」
彩ちゃんの携帯を
届けようと思ったら
画面が光って
そして画面に映った文字
渡辺美優紀に投票しました。
「投票始まったみたいやな」
撮影が終わって
休憩に行こうとしたとき
つまらなそうな顔で
携帯をいじりながら
彩ちゃんが呟いた
「あ、ホンマや
確かこの時間って言うてた」
「何や、ホンマにマイペースやな」
「仕事に本気なんですー」
彩ちゃんは
なんやねんっていいながら
笑ってくれた
今日から戦いが始まる
夜も寝付けへんくなるし
怖い夢もいっぱい見る
去年の総選挙の夢を見ること
これが何より怖い…
きっと上に行ける
彩ちゃんと並べるくらい
そう思ってたのに
思ってもないところで名前を呼ばれた
立たないと…けど震えて動かない
始まる直前彩ちゃんに言った
二人でてっぺんやなって
それやのに…
彩ちゃんの方を見ると
悔しそうな顔してた
私のせいや
努力が足りなかった
だから、上に行かれへんかった
それだけや…
「みるきー?」
「ん?あ、うん
ちょっと仮眠してくるわ」
「待って、私も行く」
「え?」
彩ちゃんに手を引かれて
仮眠室に来た
「ほら、寝るで」
「一緒に?なんで?」
「何やねんいつもは
勝手に入ってくるくせに」
「そうやけど」
「どうせ家帰ったら寝られんやろ?」
どうやら彩ちゃんには
お見通しらしい
ベットに寝転ぶと彩ちゃんは
携帯をいじる
私もファンの子の返信したりしてた
「彩ちゃん自分に投票したん?」
「うん一票だけな?
ファンの人だけに
頑張ってもらうわけに行かんし」
「私も入れよっかなぁ」
「入れとき入れとき」
「他に誰も入れへんの?」
「ん?まぁキリなくなるし」
「そうやんな」
「それはええから
寝とき?」
「うん…」
彩ちゃんの腕に抱きつくと
彩ちゃんの匂い
彩ちゃんの体温があった
それに安心して瞼を閉じた
「みるきー行くで」
「ん、んぅ…あ、ありがと」
「ええよ」
メイクを少し直して
撮影を再開した
ちょっと寝れたから
表情を出しやすくなった
「彩ちゃん」
「ん?」
「あのさ、総選挙」
「その話はやめよ」
「え?」
「気にすることない」
何なん?
彩ちゃん急に冷たくなって
「どういうこと?」
「…美優紀とおるときは
ただ安心したいから」
「彩ちゃん…」
「そういう存在でいてほしい
私、変にプレッシャーかけてたから
美優紀終わってからすごい辛そうやった
私も美優紀の努力伝わってなかったんかって思った
だから悔しかってん
それからお互い喋らんくなって
それが嫌なんや
お互い支え合いたいから」
「ありがと…彩ちゃん」
「うん」
彩ちゃんはスタッフさんに
呼ばれて行ってしまった
「…あ、携帯
もぉ彩ちゃんすぐ忘れるんやから
彩ちゃー…あ」
彩ちゃんの携帯を
届けようと思ったら
画面が光って
そして画面に映った文字
渡辺美優紀に投票しました。