「しゃーかママは?」
「お家戻ったで」
「そーなんや」
「柊、話があるねん
ここ座って」
「うん」
「あんな?
ママのことなんやけど
明日でママまたお仕事行っちゃうねん」
「うん知ってる」
「でな、ママのお仕事
伸びちゃって
しばらく会われへんくなる」
「会えなく…なる?」
「多分柊が小学生に
なるくらいまで」
「…そっか」
柊は自分のスカートを
握り締めた
昔から柊は我慢する
子供やけどそういうとこ大人で
我慢ばっかりするんや
でもな、柊
今は甘えるときなんやで
「柊、ママと一緒に
外国行っておいで」
「…え?
幼稚園は?」
「友達とさよならするのは辛いな
でもな?柊はママといた方がいい」
「…しゃーかは?しゃーかはくる?」
「行かない」
「…しゃーかとバイバイ?」
「そーやなバイバイする」
「…アカンっ!
しゃーか、一人はアカンっ」
柊はホンマに優しい子や
多分あの時のことが引っかかってるんや
「大丈夫やから
柊はママと行っておいで?」
「嫌や!しゃーかも一緒がええ」
「無理や、柊」
「何で!仲良ししよ!
皆で仲良し…」
柊…ごめんな
「…しつこい」
「え…?」
「俺な仕事大変やねん
知ってるやろ
柊のためにずっと仕事できてへんねん
大好きな仕事できてへん」
「しゃーか?」
「好きなことしたくても
柊の相手せんとアカンしな?」
「…しゃーかは
柊ちゃん…いらない?」
「っ…あぁ、いらへんな」
「ッ!!!」
「…柊っ」
柊は玄関に走り出した
ガチャッ
「彩ぁー夕飯…柊ちゃん?
どうし…」
「ママお家帰ろ!」
「え?何で今から彩と」
「…お家帰ろ!」
「柊ちゃん」
「しゃーかなんか…大ッ嫌い!!!!」
「柊ちゃんなんで泣いてるの
うわっ…ちょっと!柊ちゃん
待って!
彩?どういうこと」
「追いかけたって…ええから
早く」
「う、うん」
バタンッ
「っ…大ッ嫌い…やって
…はぁ」
ガチャッ
「彩さん」
「…」
「やっぱり柊ちゃんのために
嘘ついたんですね」
「分かってたん?」
「うん」
「そっか、俺最低や
ダメなやつや」
「嘘つかなくても
ちゃんと話したら…」
「昔な俺
ホンマに荒れてて
姉ちゃん結婚して
何か俺一人な気がして
女とっかえひっかえ
人も寄り付かんくなった
けどな柊は俺のそばにいてくれた
一人で壊れる俺の手を
笑って握ってた
だからやねん柊は俺を
一人にしたらアカンってわかってる
だからこそ突き放さへんと…」
「…彩さん」
ギューーッ
「彩さんのやり方
合ってるか分からへん
けど、柊ちゃんも彩さんも
優しすぎるから
こうするしか方法はないかも
…彩さん今は泣いていいですよ」
「っ…」
「一人ちゃいます
私がおる」
「っ…柊
ごめんな…ごめんなぁ」
俺は美優紀ちゃんに
抱きしめながら泣き続けた
「お家戻ったで」
「そーなんや」
「柊、話があるねん
ここ座って」
「うん」
「あんな?
ママのことなんやけど
明日でママまたお仕事行っちゃうねん」
「うん知ってる」
「でな、ママのお仕事
伸びちゃって
しばらく会われへんくなる」
「会えなく…なる?」
「多分柊が小学生に
なるくらいまで」
「…そっか」
柊は自分のスカートを
握り締めた
昔から柊は我慢する
子供やけどそういうとこ大人で
我慢ばっかりするんや
でもな、柊
今は甘えるときなんやで
「柊、ママと一緒に
外国行っておいで」
「…え?
幼稚園は?」
「友達とさよならするのは辛いな
でもな?柊はママといた方がいい」
「…しゃーかは?しゃーかはくる?」
「行かない」
「…しゃーかとバイバイ?」
「そーやなバイバイする」
「…アカンっ!
しゃーか、一人はアカンっ」
柊はホンマに優しい子や
多分あの時のことが引っかかってるんや
「大丈夫やから
柊はママと行っておいで?」
「嫌や!しゃーかも一緒がええ」
「無理や、柊」
「何で!仲良ししよ!
皆で仲良し…」
柊…ごめんな
「…しつこい」
「え…?」
「俺な仕事大変やねん
知ってるやろ
柊のためにずっと仕事できてへんねん
大好きな仕事できてへん」
「しゃーか?」
「好きなことしたくても
柊の相手せんとアカンしな?」
「…しゃーかは
柊ちゃん…いらない?」
「っ…あぁ、いらへんな」
「ッ!!!」
「…柊っ」
柊は玄関に走り出した
ガチャッ
「彩ぁー夕飯…柊ちゃん?
どうし…」
「ママお家帰ろ!」
「え?何で今から彩と」
「…お家帰ろ!」
「柊ちゃん」
「しゃーかなんか…大ッ嫌い!!!!」
「柊ちゃんなんで泣いてるの
うわっ…ちょっと!柊ちゃん
待って!
彩?どういうこと」
「追いかけたって…ええから
早く」
「う、うん」
バタンッ
「っ…大ッ嫌い…やって
…はぁ」
ガチャッ
「彩さん」
「…」
「やっぱり柊ちゃんのために
嘘ついたんですね」
「分かってたん?」
「うん」
「そっか、俺最低や
ダメなやつや」
「嘘つかなくても
ちゃんと話したら…」
「昔な俺
ホンマに荒れてて
姉ちゃん結婚して
何か俺一人な気がして
女とっかえひっかえ
人も寄り付かんくなった
けどな柊は俺のそばにいてくれた
一人で壊れる俺の手を
笑って握ってた
だからやねん柊は俺を
一人にしたらアカンってわかってる
だからこそ突き放さへんと…」
「…彩さん」
ギューーッ
「彩さんのやり方
合ってるか分からへん
けど、柊ちゃんも彩さんも
優しすぎるから
こうするしか方法はないかも
…彩さん今は泣いていいですよ」
「っ…」
「一人ちゃいます
私がおる」
「っ…柊
ごめんな…ごめんなぁ」
俺は美優紀ちゃんに
抱きしめながら泣き続けた