続編リクエスト!↓
http://blogs.yahoo.co.jp/keichanandyuko/19057257.html







(みるきーのテレビ見た?)
(見た見たヤバイやんな)

「彩ぁー?
今日、みるきーはー?」

「遅れるらしいで」

「ふーん」

「てか、自分で聞いたらええやん」

「いや、連絡先教えてくれへん」

「え?」

「知らんの?
このクラスで連絡先持ってんの
彩だけやで?」

「嘘やん」

「そりゃ彼氏やもんなぁ」

「ちゃうわ!…まだ///」

「そろそろ告れば?
ホンマに遠い人なるで?」

「…」



(ここがこうなりこうであるから…)

ガラガラ…

「遅れました」

(みるきーや)
(やっぱ可愛い)
(久しぶりやんな)

「山本くんおはよ」

「おはよ渡辺さん
あ、これノート」

「ごめんなありがとう
すぐ返す」

「ええよ写メあるし
大変やろ?」

「ありがとっ」

「おぅ///」

上西が言うには
このクラスで一番仲いいのは
俺らしくて
というか渡辺さんは
俺以外と話さないらしい
可能性あり?とか思うけど
さすがに住む世界ちゃうしなぁ…

「おいヘタレ」

「誰がや」

「You」

「はぁ…しゃーないやろ」

「しゃーなくないやろ?
あ、そうや
次の美術の時間二人やん
告れば?」

「ハァ!?いや、急すぎるし
ムードっていうか…」

「ムードなんか作り出すもんやし
俺、朱里と付き合ったんムードとか
何もなかったけど」

「そんなもんなん?」

「大切なんはどんだけ
本気かちゃう?
まあ当って砕けろや
やらずに後悔よりやって後悔やろ」

「おぉ…」





「ここでええかなぁ」

来たのは学校の隣にある林
美術の時間はペアを組んで
絵を書かへんとアカン

「よし書かへんと」

黙々と絵を書き始める
横を見ると真剣な顔で
キャンパスに向き合う渡辺さん
やっぱり綺麗やな
確かに最近仕事増えてて
どんどん遠くなってる
だから伝えたい反面
住む世界がちゃうと痛感させられる

「ん?なに?」

「いや…」

「どしたん?」

「あ、あの
何やろ…
やっぱり綺麗やなぁって
さすがモデルやんな
最近仕事増えてて…」

「やめて」

「え…?」

「前にも言うたけど
私は普通の高校生やから
山本くんには特別扱い
されたくない」

「渡辺さん…なんで俺に」

「まだ分からへんの?
毎日何人も告られる
山本くんならわかるんちゃう」

「いや…」

「もういいっ、鈍感!アホ!」

「ちょ、ちょっと待って!」

林の中をかけていく
分からへんわけちゃう
俺やって同じやって
でも信じられへんくて
ここで叫んだらかっこ悪い
ムードもくそもない
けど


「俺は渡辺さんが好きや!!」

渡辺さんが止まった

「ハァハァホンマは特別扱いしたない
遠くに行かれたら困るねん
住む世界ちゃうって思うけど
でも初めて会って話して
一緒に帰ったときから
笑った顔見た時から
渡辺さんのことが好きやねん」

「…ホンマに?」

「今まで好きとか
分からんかったけど
今は分かるから
渡辺さんが好きや
俺と、付き合ってください」

「…はい」

「あ…よかった、うん」

「何それー、なぁ」

「ん?」

「私の理想の彼氏は
ここで優しく抱きしめてくれるけど?」

「ほいほい、かしこまりました」

渡辺さんを抱きしめる
背中に回る手を感じて俺は誓う

美優紀のことは俺が幸せにする