1週間経って傷が治った
この一週間
女に色々世話してもらった
その中で色々わかった
名前は美優紀だと言うこと
仕事は営業ということ
焼肉が好きなこと
その他もろもろ
そして…
「ただいまー彩っ」
帰ってくるとスゴイ笑顔で
俺のところに来る
その顔を見ると少し嬉しいところ
「今日もええ子やってんなぁ
よいしょ、ご飯用意するな」
美優紀の胸の中は
めっちゃ柔らかくて暖かい
その居心地も良かったりする
けど…やっぱり俺は
「いってきまーす」
朝、美優紀が会社に行ったのを見て
家を出た
多分傷つけると思う
でもこの先俺といた方が
傷つける
何より…このまま美優紀のところに
いると、俺が…
美優紀から離れられなくなってしまう
仕事が終って家に帰るのが楽しみ
最近少しずつ
私が家に帰ると嬉しそうに
彩くんが笑う
「ただいまー!
彩くんっ…
あれ?…彩くん?」
部屋の中にいない
犬小屋の前には
ご飯を入れる容器と
水を入れる容器が
心なしか寄せられていた
嫌な予感がする
私は靴も履かずに外へ飛び出した
「彩くんっ!彩くーん!!」
いつもの路地にも
姿がない
どこに行ったんやろ
懐いてくれたんやないの?
私だけなん?
嫌や…絶対嫌や
アホみたいやと思う
犬に何でここまで?って
でも分からんけど
私にはあの子しかおらへんの…
(お姉さん何してんの?)
(どーしたん?)
「彩くん…どこ」
(彩?なになに?彼氏?)
(あー振られちゃったん?)
(大丈夫やで!お姉さんなら)
(ほらほら遊びに行こ)
「離して!
彩くん探さへんと」
(だから、諦めろって)
(そいつもお前のこと好きちゃうねん)
「好きちゃう…?」
(そうやってほら、行くで)
(ほらほら)
そっか…彩くんは
ただ傷を癒したかっただけで
楽にご飯が入るから
私を必要としてくれたんや
そっか、そうやんな
結局私は誰からも
ホンマに必要とはされへんのや
美優紀の声が聞こえた
影からこっそり覗くと
裸足で辺りを探し回ってる
何してるねん…もう諦めてくれ
「彩くん…どこ」
男たちが美優紀に近寄った
匂いでわかる
よからぬことを考えてる
薄気味悪い笑みを浮かべ
美優紀に触れる
やめろ…触るな
美優紀は汚していいやつちゃう
(お前のこと好きちゃうねん)
「好きちゃう…?」
美優紀の顔が暗くなる
涙まで出てる
違う嫌いになるわけがない
傷つけることはわかってた
でも、涙まで流すなんて
見たくない
美優紀は笑った顔がいいねん
(大丈夫俺らが寂しさ埋めたる)
(守ってあげる)
男は美優紀を連れた
違う!!
美優紀を守るのは…
守るのは…!!
俺やっ!!!
この一週間
女に色々世話してもらった
その中で色々わかった
名前は美優紀だと言うこと
仕事は営業ということ
焼肉が好きなこと
その他もろもろ
そして…
「ただいまー彩っ」
帰ってくるとスゴイ笑顔で
俺のところに来る
その顔を見ると少し嬉しいところ
「今日もええ子やってんなぁ
よいしょ、ご飯用意するな」
美優紀の胸の中は
めっちゃ柔らかくて暖かい
その居心地も良かったりする
けど…やっぱり俺は
「いってきまーす」
朝、美優紀が会社に行ったのを見て
家を出た
多分傷つけると思う
でもこの先俺といた方が
傷つける
何より…このまま美優紀のところに
いると、俺が…
美優紀から離れられなくなってしまう
仕事が終って家に帰るのが楽しみ
最近少しずつ
私が家に帰ると嬉しそうに
彩くんが笑う
「ただいまー!
彩くんっ…
あれ?…彩くん?」
部屋の中にいない
犬小屋の前には
ご飯を入れる容器と
水を入れる容器が
心なしか寄せられていた
嫌な予感がする
私は靴も履かずに外へ飛び出した
「彩くんっ!彩くーん!!」
いつもの路地にも
姿がない
どこに行ったんやろ
懐いてくれたんやないの?
私だけなん?
嫌や…絶対嫌や
アホみたいやと思う
犬に何でここまで?って
でも分からんけど
私にはあの子しかおらへんの…
(お姉さん何してんの?)
(どーしたん?)
「彩くん…どこ」
(彩?なになに?彼氏?)
(あー振られちゃったん?)
(大丈夫やで!お姉さんなら)
(ほらほら遊びに行こ)
「離して!
彩くん探さへんと」
(だから、諦めろって)
(そいつもお前のこと好きちゃうねん)
「好きちゃう…?」
(そうやってほら、行くで)
(ほらほら)
そっか…彩くんは
ただ傷を癒したかっただけで
楽にご飯が入るから
私を必要としてくれたんや
そっか、そうやんな
結局私は誰からも
ホンマに必要とはされへんのや
美優紀の声が聞こえた
影からこっそり覗くと
裸足で辺りを探し回ってる
何してるねん…もう諦めてくれ
「彩くん…どこ」
男たちが美優紀に近寄った
匂いでわかる
よからぬことを考えてる
薄気味悪い笑みを浮かべ
美優紀に触れる
やめろ…触るな
美優紀は汚していいやつちゃう
(お前のこと好きちゃうねん)
「好きちゃう…?」
美優紀の顔が暗くなる
涙まで出てる
違う嫌いになるわけがない
傷つけることはわかってた
でも、涙まで流すなんて
見たくない
美優紀は笑った顔がいいねん
(大丈夫俺らが寂しさ埋めたる)
(守ってあげる)
男は美優紀を連れた
違う!!
美優紀を守るのは…
守るのは…!!
俺やっ!!!