スカートを
5センチくらい折って
短くした分自由になりたい
校則では膝下5センチ
私は膝上5センチ
10cm分大人かな

(朱里合コン行こー)

「だるい」

グロスを塗りながら
白けているのは
楽しいことなんかないから

~♪~♪

どこかで携帯の着メロ鳴って
誰かから
遊びのお誘い
別にええわ
つるんでるのもかったるい
どうせ私が連絡ほしい人からは
来ないんやから

学校が終わって
私に群がる友達を
適当にあしらって
教室を出た

(吉田!スカート直しなさい
それにメイクも禁止や!)

「はぁ…」

(吉田聞いてるんか)

確か、学年主任
そんな説教ガン無視して
歩いて行こうとしたら手を取られた

(言うこと聞きなさい!)

あれダメこれダメ
聞き分けええ子になんかなれへんよ

(あ、進路調査も出してなかったな!
ええか?このままやったら
お前はただの落ちこぼれのままや!)

進路なんか親も興味ない
卒業したらフリーターでええねん
昼まで寝たる
アンタらの期待裏切ったる
抵抗し続ける
どうせ私なんか…





「待ってください
吉田は落ちこぼれちゃいます」

(上西先生)

「こちらで指導します
任せてください」

(む…頼むよ)




「ったくアホやな吉田」

「上西に関係ない」

「先生つけなさい」

「うるさい…ちょっと///」

「ふーん化粧上手いやん
けどすっぴんの方が好きやな
可愛いのに」

「子供扱いやめてっ」

「ハハハッだって子供やろ?
青春の最中
俺がおっさんになったんかなぁー」

「そうちゃう?」

「ひどっ…」

それは私が言いたい
何でアンタはそんなに大人なん?
どうしたら貴方に追いつく?
スカートをもっと上げたら?
化粧したら?
制服を脱いだら大人になれる?

「吉田?」

「何もない」

「なぁ、なんでそんな反抗するん?」

「大人は汚いやん
それが嫌や」

「そーかなぁ」

そうや、今やって
無意識に私のことドキドキさせて
汚い…ずるい
朱里は必死やのに
それやのに余裕な顔で笑ってる

「あ、そろそろ帰らへんと
俺も帰るし送っていくわ」

「いい、一人で帰れる」

「待てって
この辺危ないし
それに前にストーカーみたいなん
合ってたんやろ?」

「なんで知ってるん…」

「上西先生の情報網舐めないの」

「…たらし」

「何やそれ」

「ええん一緒に帰ってたら
誤解されるかもしれんで」

「あーでも
吉田になんかあるよりマシやろ」

「っ///」

「ん?」

「アホちゃう?
帰る」

「ちょっと待てって」

「なに」

「心配になるから
近くいてや」

「そういうのは好きな人に…」

「だったら吉田であってるやん」

「え?」

「え?ほら帰るでー」

「ちょっ、ちょっと、今の…」

「ちゃんと卒業して
もーちょい大人になったら
言ってあげる
行くで」

「…なによ、それ」

まだまだ私のレジスタンスは
続きそうです