(渡辺さん何回同じミスするん!)
「すいません…」
(渡辺~この企画幼稚すぎる)
「はい」
(渡辺、コーヒー)
「はい、ただいまっ!」
(渡辺お疲れー残業がんば)
「はいお疲れ様です
はぁ…
何してんねんやろ私」
この仕事ついた時
もっと楽しかった気がするのになぁ
仕事は会社の営業
色んな人と交流できるはずやったのに
それやのに雑用ばっかり…
「はぁ
えっとこの書類…あ」
そこには犬の写真
昨日のあの犬…
会いたいなぁ
仕事が終わって
昨日の路地へ
今日は野良犬おら…あ
「ねぇ、わんちゃん!」
「…ワンッ!」
「ちょっと待って!」
私の姿を見て
すぐに逃げ出した
「ねぇ待って!」
「ワンワンッ」
「貴方に会いに来たの
首輪つけてるのに
飼われてるんじゃないん?」
「ウゥー!!」
「威嚇せんとってや
ほら、餌やで?」
さっきペットショップで
買った餌を差し出すと
気の所為かもしれんけど
少し嬉しそうな顔をした
「食べて?昨日のお礼」
「ワンッ…」
お腹すいてたのか
餌にかぶりついた
その姿が可愛くて
頭を撫でようとしたら
「シャッー!!」
「うわっ…」
「ウゥ」
「貴方は何でそんなに
人を嫌ってるん?
ううんちゃう怯えてるんやんな」
「ワンワンッ」
「私のこと助けたり
今やって私のこと噛まへんかった
優しい子やんな
なぁ私に飼われてみーひん?」
「…ワンッ!」
「あ、待って!!
行っちゃった」
不思議な犬やな
どこかほっとかれへん
人間のこと分かってるみたいな
素振りやし
また明日来たら会えるかな
そんなこと思って
毎日犬のところに通った
いつも飼われてみーひん?って
言うとどっか行っちゃうけど
ご飯はちゃんと食べてくれた
「ほら、ご飯やでー」
「ウゥ…ワン」
「いつも唸らんとってや
私、敵ちゃうの
分かるやろ?」
「…ワン」
「え?」
犬は少し頭を下げて
私を下から見上げた
「撫でてええの…?」
「ゥゥー」
そっぽ向いて
ワンと言う
人間みたいやな
照れてるんや
「可愛いなぁ
素直になればええのに」
「ワンワンッ」
「うるさいって?ごめんごめん
嬉しかったんやで
なぁ…やっぱり私に」
「ワンッ」
「待っ…ふぅ
やっぱり飼うのは嫌なんや」
「すいません…」
(渡辺~この企画幼稚すぎる)
「はい」
(渡辺、コーヒー)
「はい、ただいまっ!」
(渡辺お疲れー残業がんば)
「はいお疲れ様です
はぁ…
何してんねんやろ私」
この仕事ついた時
もっと楽しかった気がするのになぁ
仕事は会社の営業
色んな人と交流できるはずやったのに
それやのに雑用ばっかり…
「はぁ
えっとこの書類…あ」
そこには犬の写真
昨日のあの犬…
会いたいなぁ
仕事が終わって
昨日の路地へ
今日は野良犬おら…あ
「ねぇ、わんちゃん!」
「…ワンッ!」
「ちょっと待って!」
私の姿を見て
すぐに逃げ出した
「ねぇ待って!」
「ワンワンッ」
「貴方に会いに来たの
首輪つけてるのに
飼われてるんじゃないん?」
「ウゥー!!」
「威嚇せんとってや
ほら、餌やで?」
さっきペットショップで
買った餌を差し出すと
気の所為かもしれんけど
少し嬉しそうな顔をした
「食べて?昨日のお礼」
「ワンッ…」
お腹すいてたのか
餌にかぶりついた
その姿が可愛くて
頭を撫でようとしたら
「シャッー!!」
「うわっ…」
「ウゥ」
「貴方は何でそんなに
人を嫌ってるん?
ううんちゃう怯えてるんやんな」
「ワンワンッ」
「私のこと助けたり
今やって私のこと噛まへんかった
優しい子やんな
なぁ私に飼われてみーひん?」
「…ワンッ!」
「あ、待って!!
行っちゃった」
不思議な犬やな
どこかほっとかれへん
人間のこと分かってるみたいな
素振りやし
また明日来たら会えるかな
そんなこと思って
毎日犬のところに通った
いつも飼われてみーひん?って
言うとどっか行っちゃうけど
ご飯はちゃんと食べてくれた
「ほら、ご飯やでー」
「ウゥ…ワン」
「いつも唸らんとってや
私、敵ちゃうの
分かるやろ?」
「…ワン」
「え?」
犬は少し頭を下げて
私を下から見上げた
「撫でてええの…?」
「ゥゥー」
そっぽ向いて
ワンと言う
人間みたいやな
照れてるんや
「可愛いなぁ
素直になればええのに」
「ワンワンッ」
「うるさいって?ごめんごめん
嬉しかったんやで
なぁ…やっぱり私に」
「ワンッ」
「待っ…ふぅ
やっぱり飼うのは嫌なんや」