「彩さん」

「どーした?」

「いや…やっぱり何にもないです」

「ん?」

彩さんへの気持ちにきづいて
というか認めて
変に意識してしまう

「送るわ
早く用意せぇへんと…ん?」

「な、なに///」

「今日は髪巻いてるんや
なんか可愛いな」

「っ///」

「ほら、行くで
先生が遅刻やと困るやろ?」

助手席に乗って
横を見ると運転してる
彩さん
その顔もカッコイイ…

「ん?何見てんのー?」

「み、見てませんっ」

「なんか今日の美優紀ちゃん
変な感じっ」

「変…ですか?」

「い、いやその
何ていうかあの…
いつもより可愛いなぁって
あ!あれやで!その
いつも可愛いけどそれ以上に…」

「っ///」

「あ…あぁ俺何言ってねん」

彩さんに可愛いって
言われて変に照れて
何も言わず車から降りちゃった
彩さん気分悪くしたやろうなぁ
せっかく送ってくれたのに…



朝のことがあって
変に沈んじゃって
周りの先生たちに迷惑を
かけてしまった
とりあえず彩さんが迎えに来たら
謝ろう…

ガチャ

「あ、彩さ…ッ!?」

(美優紀…やっと二人やな)

「な、なんで!?」

そこにおったのは
元カレやった
まさか、中まで入ってくるやなんて
彩さんに連絡せんとっ!

(アイツに連絡できひんで
だって…ほら)

「私の携帯っ!!」

(俺が連絡しといた
お前は大抵のパスワード
自分の誕生日やもんなぁ
俺に知らんことなんかないねん
それやのに…俺から)

「それは、あなたが…
私のこと…」

(お前の為を思ってや
それが分からへんのが悪い
俺がこんなに愛してるのに)

「やめてっ!やだ!」

(アイツにだまされてるねん
お前のことは
俺が一番わかってる)

「や、やだっ!!」

体に触れる手が気持ち悪い
寒気がする
彩さん…助けて





ドンッ!!!

(うわっ!!!)

「…ふぅ、一番わかるなら
嫌がってること分れ」

「彩…さん?」

「おかしいと思ってん
いつもならさメールの後
顔文字使うのに使わへんからさ」

元カレを気絶させて
笑って近づいてきた

「怪我ない?
大丈…うぉっ」

ギュー!!

「怖かっ…た」

「ごめん遅くなって…」

「でも、来てくれた…」

「そりゃ来るわ
守るって言うたもん」

「彩さん…彩さぁん」

「ハハハッ泣かんとってや…」

「ありがと…」

「ええよええよ
よかったぁ無事で」

顔をあげると
いつもの笑顔で
親指で私の頬を拭ってくれる
その瞬間私の中で
彩さんへの気持ちが溢れた

「彩さん…」

「ん?」

「私…彩さんのこと…」