あれから山本くんと
付き合うようになった

「みるきーなんかあった?」

「え?」

「なんかボーッとしてるけど」

「あぁ…実は」




「山本くんの家に行く?」

「そー…」

「それでなんで悩んでるん?」

「いや、なんていうか
部屋ってさ何かその人を
表すっていうか
その人の中に入っていく気するやん?
今までの人は絶対部屋いかへんかったし
入れもしんかったからさぁ何か…」

「不安になることないやん
今だってほら、一年体育してるけど
山本くん女子に一切触れへんで
みるきーの方めっちゃ見てるで?
手でも振ってあげたら?」

「えー…」

「ほらー」

「…ん///」

軽く手を振ったら
すごい笑顔になって
ぶんぶん手を振る

「あんなに振って…
腕取れるんちゃう?」

「アホ…」

「でもさ
今のみるきーだいぶ楽しそうやで?
顔赤くしていろいろ言うてるけど
前よりずっと幸せそう」

「…そーかな」

「うん安心してええんちゃう?
もし何かあっても山本くんなら
大丈夫やって!
アカンときは朱里がおるからっ」

「朱里ぃ…」

「フフフッ素直になりーや?
あの子に甘えてみ?」







「どうぞ上がってくださいっ!
俺、飲みもん持ってきます」

「あ、うんっ」

山本くんの部屋
キレイな部屋や
男の子らしい
サッカーとかバスケの
ポスター…

「先輩、ジュースはいっ」

「あ、ありがと」

「フフフッ」

「ん?」

「先輩が部屋にいるって
変な感じですねっ
なんか…うれしい///」

ホンマにこの子とおると
私の余裕はなくなる
こんな言葉何度も言われたのに…
ここまで心臓が早く動いたことも
熱が顔に集中したこともない

「先輩?」

心配そうに私のことを
見る山本くん

「…美優紀って、呼んでや///」

「ほぇ?///」

「あ、あのさっ!
守るって言うたんやし
男やねんから
その、しっかりせぇ///」

「あ、すいません
じゃあ先輩ってか
美優紀…も、オレの事
彩って呼んでや」

「うん…わかった」

「じゃ、呼んで」

「…さ、やかっ!」

「俺はさ、やかっ!って名前
ちゃうんですけど?」

「生意気や…彩っ!…うわっ///」

ギューッ

「なんですか?」

「呼んだだけやアホっ…
離せぇ」

「嫌、しばらく離さんから」

「…な、なんなんよ」

「好きやで…」

「うひゃっ///」

突然耳元で囁かれて
変な声がでる
彩は面白がって
何度も囁く

「もぉ、ええ加減に…ンッ///」

「…やべ、俺、美優紀とキスした///
やべぇ…」

何がヤバイや
自分からしてきたくせに…
でも…そんな姿を可愛いと
思ってる私は
きっと惚れてしまったんやろうな…

「彩」

「ん?…ンッ///」

「大好きっ!!」

END