「おはようございます」

(あーおはようございます)

「あれ…?美優紀先生は?」

(今日は休みみたいで)

「あぁそうなんですか…」

休み?昨日は
元気そうやってんけどな…
少し気になりながら仕事に向かった


「すいません迎えに来ました」

(あぁご苦労様です)

「すいませんありがとうございます
柊行くで」

「うん」

何か…いつもの笑顔に
迎えられへんって嫌やな…

「しゃーか?」

「んー?」

「ぽんぽん痛い?」

「え?」

「頭痛い?」

「痛くないで…
今日の幼稚園はどーやった?」

「皆、元気なかった
柊ちゃんも」

「なんで?」

「美優紀先生いないから」

「…俺も一緒」

「しゃーか!先生のお家行こっ!」

「えぇ?いやぁさすがに迷惑やわ」

「嫌っ!柊ちゃん
先生に会いたいっ!」

「柊、わがまま言うたアカン」

「でも…先生
なんか痛そうやったよ?」

「痛そう?」

「うん、昨日
痛そうやった
しゃーか!男の子は
女の子に優しく!」

「…はぁ
じゃあお見舞い渡すだけな?」

「うん!!」


ピンポーン…
ピンポーン…

「んー、留守かな
もしかしたら今日は普通に
用事やったかもやで?」

「せんせっ!美優紀せんせっ!」

「こらっ、近所迷惑やからっ」

柊を抱えたとき
扉が開いた

「柊ちゃん…?」

「せんせっ!」

「すいませんっ
迷惑やと思ったんですけど
その、なんか心配というか
大丈夫ですか?」

「…っ」

「美優紀先…うぉっ///」

柊を降ろして
先生の顔を覗き込もうとしたら
突然抱きつかれた

「先生!?どうし…」

「…助けてもらえませんか?」

「え?」

そう呟くと
突然体の力が抜けた
慌てて抱える
熱はないけど顔色が悪い

「しゃーか!美優紀先生が!」

「…とりあえず寝かそう
柊ついておいで」

美優紀先生を抱えて
ベットに寝かせた

「先生痛そう…」

「そうやな…柊
先生見ててくれるか?
俺、ちょっと何か作るから」

「まかして!」

ご飯を作って
柊にご飯食べさして
そしたら疲れたのか寝てしまったので
ソファーを借りて寝かせた




「ん…んぅ」

「目、覚めました?」

「山本さん…すいません私」

「大丈夫
とりあえず食べやすそうなもの
作ったんで食べてください」

「ありがとうございます…」

先生はゆっくり食べていく
確かに最近少し
しんどそうやなとは思ってたけど
こんなにやつれてたっけ?
昨日になんかあったんかな?

「ごちそうさまです
すいません
お疲れのところ」

「いえ、あの
さっきの助けてって…」

「…」

「いや、そんな深い意味は…」

「お願いがあるんです」

「はい」

「申し訳ないんですけど
柊ちゃんを家までお送りするの
遠慮させてほしいんです」

「え…?」