朝起きて
身支度を整える
カツラを被って
服を着た
朱里迎えに行かへんとなぁ
ピンポーン
「ん?…はーい
…あ、あかりっ!?」
「あーやっぱりやっ!」
「え、何で?
今から迎えに行こうと…」
「なーんか嫌な予感
したから
やっぱり…今日デートやで」
「あ、ごめん
ダサかった?」
「そーじゃなくて…
それとって」
「えぇ!?いや、それは…」
「ええから
服もこれ着て」
「え、ちょっと…」
「私とおるときは
素の恵でええから…」
「朱里…」
「ほーら
ついでに化粧もしよっか」
朱里に促されて
椅子に座り
そこからは化粧をされて
髪を巻いてもらった
「でーきた
ほら、見て
可愛いやろ」
「…これが…私?」
「うんっ」
初めて見た
自分の姿…
化粧ってすごい…
「可愛い…ホンマに可愛い」
「…ありがと」
「ほら、デートしよ」
「いや、さすがに外は…
それに女やし」
「気にせんかったらええよ」
そう言って手を繋いだ
朱里の手
華奢やけど指は長くて細い
ホンマにモデルみたいやな…
そこからぶらぶら
街を歩いた
朱里の服選んだり
恵くん用の服も選んでくれた
カツラ被ってへんから
頭痒くない
笑うのもなんも考えんでええ
こんなに街って輝いてたっけ?
こんなに歩くだけで楽しかったっけ?
変な罪悪感持たんでええって
こんなに幸せなん?
横を見ると朱里が笑ってる
私、こんなに幸せでええん?
「でなぁ…恵?」
「ッグ…ごめん」
「…」
朱里は私の手を引いて
家まで連れて帰った
「はい、ココア」
「ごめん…」
「うん…」
呆れたよな
こんな急に泣き出して
もう嫌や…
ギュッ…
「え…」
「大丈夫やで…
朱里はずっとおる」
「呆れへんの?
急に泣き出して」
「うん、ずっと泣くの
我慢してたんやから
泣きたい時に泣いたらええよ」
「ちゃうねん…辛いことなんかなくて
幸せで幸せすぎて
これがいつか終わったらって…」
「大丈夫終わらへん
これから恵はずっと幸せやから」
「ホンマに…?」
「うん
大丈夫…」
朱里はすごいなぁ…
こんなにも心を温めてくれる
朱里がいる
私には朱里がいるやんか
怖いことなんかあらへん
「朱里…」
「ん?」
「お母さんに…会いたい」
「うん」
「なんで出ていったんとか
私のことどう思ってるとか
知りたいから…」
「うん」
「でも、怖いから
一緒に来て欲しい
そばに…」
「おるよ
ちゃんとおる
だから全部スッキリして
前に進も」
「うん…ありがと」
「頑張ろな」
「うん」
身支度を整える
カツラを被って
服を着た
朱里迎えに行かへんとなぁ
ピンポーン
「ん?…はーい
…あ、あかりっ!?」
「あーやっぱりやっ!」
「え、何で?
今から迎えに行こうと…」
「なーんか嫌な予感
したから
やっぱり…今日デートやで」
「あ、ごめん
ダサかった?」
「そーじゃなくて…
それとって」
「えぇ!?いや、それは…」
「ええから
服もこれ着て」
「え、ちょっと…」
「私とおるときは
素の恵でええから…」
「朱里…」
「ほーら
ついでに化粧もしよっか」
朱里に促されて
椅子に座り
そこからは化粧をされて
髪を巻いてもらった
「でーきた
ほら、見て
可愛いやろ」
「…これが…私?」
「うんっ」
初めて見た
自分の姿…
化粧ってすごい…
「可愛い…ホンマに可愛い」
「…ありがと」
「ほら、デートしよ」
「いや、さすがに外は…
それに女やし」
「気にせんかったらええよ」
そう言って手を繋いだ
朱里の手
華奢やけど指は長くて細い
ホンマにモデルみたいやな…
そこからぶらぶら
街を歩いた
朱里の服選んだり
恵くん用の服も選んでくれた
カツラ被ってへんから
頭痒くない
笑うのもなんも考えんでええ
こんなに街って輝いてたっけ?
こんなに歩くだけで楽しかったっけ?
変な罪悪感持たんでええって
こんなに幸せなん?
横を見ると朱里が笑ってる
私、こんなに幸せでええん?
「でなぁ…恵?」
「ッグ…ごめん」
「…」
朱里は私の手を引いて
家まで連れて帰った
「はい、ココア」
「ごめん…」
「うん…」
呆れたよな
こんな急に泣き出して
もう嫌や…
ギュッ…
「え…」
「大丈夫やで…
朱里はずっとおる」
「呆れへんの?
急に泣き出して」
「うん、ずっと泣くの
我慢してたんやから
泣きたい時に泣いたらええよ」
「ちゃうねん…辛いことなんかなくて
幸せで幸せすぎて
これがいつか終わったらって…」
「大丈夫終わらへん
これから恵はずっと幸せやから」
「ホンマに…?」
「うん
大丈夫…」
朱里はすごいなぁ…
こんなにも心を温めてくれる
朱里がいる
私には朱里がいるやんか
怖いことなんかあらへん
「朱里…」
「ん?」
「お母さんに…会いたい」
「うん」
「なんで出ていったんとか
私のことどう思ってるとか
知りたいから…」
「うん」
「でも、怖いから
一緒に来て欲しい
そばに…」
「おるよ
ちゃんとおる
だから全部スッキリして
前に進も」
「うん…ありがと」
「頑張ろな」
「うん」