ドスッ…

ベットに寝転んで
天井を見上げる
美優紀と…キスしてもうた
何でかよく分からんかった
けどなんか気持ちよくて
何だか離れたくなくて…

「美優紀のこと…好きなんかな」

よー分からへん
けど、やけど、
気になってるのは確かで…

ブーブー
「はい」

「もしもし?
私やけど美優紀きてる?」

「え?来てないですけど」

「えー?あの子どこ行っちゃったんや
さっき出かけて帰ってこーへんねん」

おばさんの話聞いてると
不安になって
急いで外に出た
なんか嫌な予感がする
美優紀になんか
あったんとちゃうか…

ブーブー

「もしもし!?美優紀っ…」

「残念…僕です」

「誰やお前
なんで美優紀の携帯」

「それは
美優紀ちゃんは
僕の隣にいるから」

「お前…美優紀のこと
どうするつもりや!」

「正しい道に直してあげるんや
お前みたいなやつに
美優紀ちゃんはふさわしくない
体に教えてあげる」

「お前ふざけんな!」

「さわぐな
2丁目の空き倉庫
目の前で苦しめ」

「くそっ!!!」

ブーンブンッ!!
バイクを飛ばして考える
私のせいや
私とおったから
やっぱり私がおると美優紀は…





「おい!」

「やぁー山本」

「ンーンッ!!!」

「美優紀!」

「ひどい面やなぁ
それをもっと酷くしたるわぁ」

「やめろ!
私には何してもええから!
美優紀には手を出すな!」

「ふーん
それもおもろいなぁー」

「ンーンッ!!!」

「美優紀ちゃんは
黙っとこうな」

ドスッ

「ンッ!!」

「やめろ!!!」

「山本ー
ひどいもんやな
だから言うたんや
お前がおるから
美優紀ちゃんはこんな目にあってる
守ることもできひんねんな
お前は」

バキッ!!

「グハッ…」

「山本、
これから美優紀ちゃんに
近づかへんって誓え
それなら許したる
ほら早く」

「それで…
美優紀を離してくれるんか…」

「ンーンッ!!!ンァ…嫌!彩ちゃん!」

「美優紀…」

「嫌やっ…彩ちゃんの
側にいたい」

「…」

泣きながら叫ぶ美優紀
私、何しててん
美優紀泣かして
けど泣き顔見たら
愛しさがこぼれた
そうや私…コイツのこと

「アホか…
そんな約束するわけないやろ
それにまず私が
引っ付いてんちゃう
アイツからや」

「は?なんやと?
ええんか?
そんな態度で美優紀ちゃんの
ことどうなって…グハッ!!」

「ええよ
私が守れば済む話や
元々こいつは
危なっかしいからな
私が隣におらなアカンねん」

「ふ、ふ、ふざけんな!
どうなってもええんか!」

男は美優紀の首元に
ナイフを当てた

「…こいよ」

「え?」

「刺すなら私刺せ
ヘタレのお前には無理か」

「あー!!!!
うるせぇ!!!」

グサッ!!

「ッ!!!
ッチ…やるやんけ
でもなぁ…」

ドンッ!!!

「グハッ!!」

「お前に私は負けへん」

男を一本背負いしたら
気を失った