「でー?嫉妬した訳やろ?」
朝生徒会室に入ると
上西がニヤニヤしながら
聞いてきた
「そんなんちゃう」
「ふーん…」
「何やねん…」
「彩そろそろ素直になったら?
明後日には
お試しとか終わるんやで?
美優紀ちゃんのことやし
そのままさよならしそうやで?」
「いや、アイツ俺の事大好きやし
それは…」
「そう思ってんのは
自分だけかもよー?
美優紀ちゃん人の事考えて
行動する子やし
彩のこと遠慮するかもよ?
それに告白したのは美優紀ちゃんやで
返事するのは彩やろ」
「…」
「あのさ、何回も言うけど
女ってひと括りにしんほうがええ
彩のお母さんやってさ
彩の為を思って再婚してんで」
「分かってる」
「仕方ないやん
人は変わる
ほら、彩に似て不器用やし
2人同時に愛すことできんかってん」
「それも分かるけどさ
やっぱり許されへんねんや
父さんのことあんなに好きって
言うてたのに離婚して
一年もせんうちに再婚して
そして子供作って
俺の事ほったらかしでさ」
「美優紀ちゃん他の女の子とちゃう
お試しでも彩と付き合ってるのに
ほかの子に言いふらさへんしさ
彩のステータスを
好きになったわけちゃうやろ?」
「…」
「大切なものって
失ってから気づくけど
失ってからは…遅いんやで
じゃ、俺授業やから」
バタン
「失う…か」
アイツを失って
俺なんか変わるか?
特に変わらへんよな
てか、アイツが俺から離れるわけ
ないしな
ガラガラ
「あれ?彩授業は?」
「その言葉そのまま返す」
「あー1年今
健康診断で待ち時間長いから
ここでのんびりしよーって
彩は?」
「うちのクラス進路相談会待ち」
「ふーん
もう進路か」
「まぁな」
「どこいくん?」
「なんで言わんとアカンの?」
「彼女やから?
なーんちゃってぇ」
「お前は犬や」
「…うん
わかってる」
「おぅ…」
ガラガラ
「彩ぁぁぁー!!」
「うぉっ…え!?
菜々っ!?」
「会いたかったでー!」
「お前、いつ帰ってきてん!」
「さっき
彩に会いたくてそのまま
来ちゃった」
「来ちゃったって…」
誰なんやろ
この綺麗な人
彩嬉しそうやし
「あの…」
「ん?可愛いっ
彩この子だれ?」
「え?あー後輩や」
「…渡辺美優紀です」
「めっちゃ可愛いっ
私は山田菜々
彩の…彼女!!」
「ちょっ、菜々っ///」
「彼女…」
これで全て納得できた
彩が人と付き合わんかったこと
私をお試しとかいうた事
それはこの
菜々って人が好きやからか
けど、ひどいな
私のこと遊んだってことやん
まぁわかってたけど
犬やもんな
でもな彩これだけは言わせて
バチンッ!!
「さいてー」
朝生徒会室に入ると
上西がニヤニヤしながら
聞いてきた
「そんなんちゃう」
「ふーん…」
「何やねん…」
「彩そろそろ素直になったら?
明後日には
お試しとか終わるんやで?
美優紀ちゃんのことやし
そのままさよならしそうやで?」
「いや、アイツ俺の事大好きやし
それは…」
「そう思ってんのは
自分だけかもよー?
美優紀ちゃん人の事考えて
行動する子やし
彩のこと遠慮するかもよ?
それに告白したのは美優紀ちゃんやで
返事するのは彩やろ」
「…」
「あのさ、何回も言うけど
女ってひと括りにしんほうがええ
彩のお母さんやってさ
彩の為を思って再婚してんで」
「分かってる」
「仕方ないやん
人は変わる
ほら、彩に似て不器用やし
2人同時に愛すことできんかってん」
「それも分かるけどさ
やっぱり許されへんねんや
父さんのことあんなに好きって
言うてたのに離婚して
一年もせんうちに再婚して
そして子供作って
俺の事ほったらかしでさ」
「美優紀ちゃん他の女の子とちゃう
お試しでも彩と付き合ってるのに
ほかの子に言いふらさへんしさ
彩のステータスを
好きになったわけちゃうやろ?」
「…」
「大切なものって
失ってから気づくけど
失ってからは…遅いんやで
じゃ、俺授業やから」
バタン
「失う…か」
アイツを失って
俺なんか変わるか?
特に変わらへんよな
てか、アイツが俺から離れるわけ
ないしな
ガラガラ
「あれ?彩授業は?」
「その言葉そのまま返す」
「あー1年今
健康診断で待ち時間長いから
ここでのんびりしよーって
彩は?」
「うちのクラス進路相談会待ち」
「ふーん
もう進路か」
「まぁな」
「どこいくん?」
「なんで言わんとアカンの?」
「彼女やから?
なーんちゃってぇ」
「お前は犬や」
「…うん
わかってる」
「おぅ…」
ガラガラ
「彩ぁぁぁー!!」
「うぉっ…え!?
菜々っ!?」
「会いたかったでー!」
「お前、いつ帰ってきてん!」
「さっき
彩に会いたくてそのまま
来ちゃった」
「来ちゃったって…」
誰なんやろ
この綺麗な人
彩嬉しそうやし
「あの…」
「ん?可愛いっ
彩この子だれ?」
「え?あー後輩や」
「…渡辺美優紀です」
「めっちゃ可愛いっ
私は山田菜々
彩の…彼女!!」
「ちょっ、菜々っ///」
「彼女…」
これで全て納得できた
彩が人と付き合わんかったこと
私をお試しとかいうた事
それはこの
菜々って人が好きやからか
けど、ひどいな
私のこと遊んだってことやん
まぁわかってたけど
犬やもんな
でもな彩これだけは言わせて
バチンッ!!
「さいてー」